今回、11月13日から16日まで台湾・台中で行われた21U野球ワールドカップ・2次ラウンドを現地で観戦することができた。
まだ、このブログを始めて2記事目ではあるがこれから回数を分けて台湾でのことを書いていく。
まずは、初めての方のために大会の概要と結果を書く。
この大会では21Uと21歳以下の選手が出場できた大会ではあったが、オーバーエイジ枠という各チーム最大6名まで23歳以下の選手も出場することができた。(各チーム3名まで同じ試合に出場することができる)
参加国は以下の11カ国
オーストラリア
チェコ
イタリア
日本
韓国
メキシコ
オランダ
ニュージーランド
ニカラグア
ベネズエラ
台湾
我らが日本代表(通称:侍ジャパン)は1次ラウンドを4戦全勝で通過し、2次ラウンドも5戦全勝で決勝戦に進出した。
決勝の相手は台湾が相手だったが、地元の応援を力に変えて勢いに乗り日本を圧倒した。
結果、9-0で日本は敗れ準優勝に終わった。
この大会を観て、野球の試合の展開を創るのは投手・守備だと感じた。
日本以外のチームは、先発以外の投手が打ち込まれるケースが目立ち、選手の能力の差があることが見受けられた。
また、守備もエラー(特にセカンド・ショート)が多く、チームの士気が下がったりその後のプレーにも悪い影響を与えてしまっていたケースもあった。
しかし、裏を返せばその部分を克服することができればチームが強くなるということだ。
まだまだ、各チームとも抱える課題がありそうだが、次回の大会までにどのように変わっているかワクワク感を感じることができた。
出場した選手が2017年のWBC(ワールド・ベースボールクラシック)の中心選手になる可能性が高いため、未来の主力選手の進化に期待できる大会であった。