球場が一体になるのはどっちだ!?
前回の電光掲示板に続く、球場の応援のお話。
球場の主なのか、かなりの台湾推しの人を発見した。
その方はこちら。
この人は21Uの大会期間中、球場に現れては1人で応援をリードしていた人物だ。
名前はわからないが、現地で出会った台湾の友人によるとラミゴ・モンキーズのファンだそうな。。。
『Go! Go! Taiwan!!!』
という掛け声とともに応援に来ている人すべてがメガホンを叩く音とともに雰囲気を盛り上げている。
ちなみに応援団長という訳ではないようで個人的に応援している人物だそうだ。
この写真は1度目の日本vs台湾の試合の様子だが、台湾側の応援席全体をまわり様々な観客に話しかけては応援エネルギーを分け与えているようだった。
ここで簡単ではあるが、日・韓・台の3カ国の応援スタイルを比べてみる。
※ ①は応援の中心となる席 ②は応援をリードする人物 ③は応援をリードする道具
日本
①外野席
②応援団
③メガホン・太鼓やトランペットなどの楽器
韓国
①内野席
②応援団長・チアガール(大きな壇上で応援する)
③マイク
台湾
①内野席(フェンスの前のときもあれば、観客席の後ろからのときもある)
②応援団長・チアガール・(上記の写真の人?)
③マイク・太鼓・トランペット・ドラムなど
日本以外の2カ国は団長のマイクパフォーマンスが中心として応援を盛り上げているようだが、今回の1人の地声で球場の応援のリードできる人物はそうはいないと思う。
ポイントは楽器やほかの道具ではなく、1人の人間の声なのだ。
もちろん、試合開始から終了まで全部1人というのはある意味、何かのパーティーでの罰ゲームのようだが新しいスタイルを確立できるかもしれない。
盛り上がるのは楽器、全体が一体になるのは地声。
そのように感じたこの人物との出会いであった。