台湾旋風が起こるか否かは、この右腕に懸かっている!
今回は21U決勝戦に先発した台湾の投手についてのお話。
その投手の名前は
『郭俊麟 』(グォ・ジュンリン)だ。
ちなみにこの投手は既に埼玉西武ライオンズ入団が決定しており、来年は日本で投げる姿を観ることができるのだ。
ある意味、この21Uは日本球界へのアピールの場だったかもしれない。
なぜなら、決勝戦の相手は来季の舞台である日本であり先発したからだ。
郭俊麟はこんな容姿である。
※写真まん中、背番号75の選手が郭俊麟
下は試合で投げている姿
決勝戦では150キロを計測し、ゆったりとしたフォームから投げ込まれるスライダー・カーブで日本の打線はタイミングを取るのに苦労している印象だった。
7回無失点で試合をつくり、勝利投手になったのだから西武首脳陣は大絶賛したことだろう。
これも台湾で選手兼コーチの経験がある渡辺久信元監督やオリエント・エクスプレスこと、郭泰源の影響もあるかもしれない。
(試合を観に来ていたと確信は今でもしているが、真実は不明。)
過去、西武(2000年代)には張誌家・許銘傑といった選手の入団はこの2人の力があってこそだと感じている。
今回の郭俊麟、日本の来たらフォームを見てほしい。
自身、二段モーションスレスレじゃないか!?と感じてしまったほどの足のあげ方からゆったりとノーワインドアップで投げてくる。
そこから150キロがくるのだからタイミングがとりずらい。
そのフォームで台湾のスター・陽岱鋼との対戦する可能性があるのだからワクワクしてくる。
来年、郭俊麟の活躍が日本・台湾球界の盛り上がりと互いの認知度を高めるかどうか決まるかもしれない。
投の郭俊麟・打の陽岱鋼!
この対決を見逃すな!!!