今、野球のオリンピック復帰に向けてよい方向に進んでいる。
自身は野球を日本、アジアで開催することによってアジア野球の活性化するのではないかと期待している。
『身近で学び、母国で実践』
これがキーワード。
そのように感じているのはある大会がきっかけ。
今秋に行われたアジア大会の野球競技には過去、アジアシリーズに参加した※4か国をはじめ、タイ・香港・パキスタン・モンゴルという普段、なかなか情報を得ることが難しい国々も参加していた。
(※日本・中国・韓国・台湾)
パキスタンが日本から1点をとったり、中国が4位にくい込むなどこれからの発展にワクワクすることもあった。しかし、実力差が明確だたった。
どのスポーツでも共通して言えることだが、実力差があるチーム同士の試合は注目度が低くなってしまう。
その実力差を縮めるためには、野球が栄えている国が発展途上の国を援助すること。
単純で当たり前かもしれないが、海外同士である以上、そうするしかないのだ。
選手や指導者を国に派遣するか、日本の独立リーグがアジア選手枠を設けて選手を鍛える。
そして得た技術を帰国した後に伝えていく。
正直、それができるのは日本だけだと思う。
野球をオリンピックでやるためには、アジア野球の発展か鍵なのではないだろうか。
その発展のための行動の先頭に立つべきは日本なのだ。
次回はアジア野球の発展のため、日本になにができるかということについて考えてみたい。