交流・提携内容をもっと情報公開をする。
前回のオリンピック復帰までに日本がアジア野球のためになにができるか。という話の続きだ。
実はNPB球団が中国プロ野球球団と提携が組まれている。
中国は北京五輪後、野球熱が収まってしまい10年にはわずか1ヶ月だけのリーグ開催、12年と13年にかんしては中止と動きが止まっていたが今年からリーグ戦が再開された。
その中でもひそかに交流がある球団同士が存在するのだ。
提携が組まれている球団は以下の通り。
天津ライオンズ-横浜DeNAベイスターズ
江蘇ホープスターズ-千葉ロッテマリーンズ
上海ゴールデンイーグルス-阪神タイガース
広東レオパース-広島東洋カープ
北京タイガース-読売ジャイアンツ
主に野球人材の派遣や野球教室といった人的交流が行われているようだが、上海と阪神に限っては概念のみでの提携になっているという。
概念上って交流する気がないのか!と感じてしまうが、なにかしらの関係はもっていると思われる。
しかし、近年は日本からウインターリーグに選手を派遣し、海外経験を積ませる動きはあるものの
提携している中国の球団にはなにもしていないのでないだろうか。
以前、DeNA関係者に中国プロ野球のことを聞いてみたところ(DeNA1年目のシーズン終了後)
「今は球団の礎を固めているので中国への援助はなかなかできない」との回答があった。
上記に挙げた球団を調べても中国に関する記事がほぼない。
これではどこも提携する意味がないのではないか。
まずは人的交流をしているのならその情報をしっかりと公開するべきだ。
これは野球の認知度にもつながってくると考えている。
新たにできた侍ジャパン事業に国際部をつくることがまずは第1歩。
野球の発展を望んでいる国は数多い。日本がアジアの先頭に立つべきだということは何度も言いたい。
提携するのであればその内容を明確に提示すべきだ。
プロ野球の情報開示にいささか疑問である。。。