韓国人遊撃手の誕生はメジャーに影響を及ぼすか!?
韓国・ネクセン・ヒーローズに所属する姜正浩(カン・ジョンホ)のポスティング結果がネクセン球団に伝えられた。
その金額は500万2015ドル。これはアジア人野手3番目に多い金額となる。
1位 イチロー (マリナーズ) 1312万5000ドル
2位 西岡剛 (ツインズ) 532万9000ドル
3位 姜正浩 (?) 500万2015ドル
この金額をネクセンが了承したため、メジャー移籍の現実味を帯びてきた。姜正浩は今季、KBO初、ショートとして40本塁打を達成した。姜とチームメイトだったブランドン・ナイト(元ダイエー・日本ハム)には「長打力は彼の最大の魅力だ。だが、心配しているのは守備。よくダイビング・キャッチを試みることが多いため、ケガをしないかどうか」と話していた。
姜正浩と同じように「長打を打てる内野手」としてメジャー挑戦をしたのは中島裕之(現オリックス)だ。実際には海外FAでアスレチックスに入団したが、その前にはポスティングを行使していた。入札額は約250万ドル。ヤンキースが交渉権を獲得したものの契約合意には至らなかった経緯がある。1度も昇格することなく、来季から日本に戻ってプレーをすることになった。
中島が活躍できなかったことで、メジャー球団から日本人(アジア人野手)の評価が下がりもう野手は無理なのでは!?と自身は感じてしまった。しかし、ここで風穴をあけるかもしれないのは今回の姜正浩だと思っている。
ショートの守備に就くよりも打力を生かすためにファースト・サード、またはDHで試合出場したほうがよいのではないか。これなら 打率3.05 本塁打15 打点70は残せる。
まだどこの球団に行くかはわからないが、ここでアジア人野手はまだメジャーでやれる!ということを証明してほしい。
できるなら、彼のグリーン・モンスターを大きく超えるホームランを観てみたいものだ。