あの助っ人はここにいた! 台湾に上陸したワーナー・マドリガル!

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あの安定感を異国の地でも見せつけろ! マドリガル!!!

台湾・統一ライオンズが2013年に中日に在籍したワーナー・マドリガルの獲得を発表した。

マドリガルといえば、ルナの推薦で入団した。185cm、113キロの巨体から放たれる150キロ前後のストレートとスプリットで中継ぎを担っていた。注目すべき点はクイックが速いことだ。ある情報では1.1秒台を記録するという。

日本では31試合に登板し、2勝0敗13ホールド 防御率3.23という成績を残した。枠の関係なのか自由契約になってしまった。今季はナショナルズほかマイナーを行き来していた。主に中継ぎ・救援で8セーブを挙げている。

マドリガルが入団する統一はリーグ優勝13回 台湾シリーズ制覇9回と強さを誇る。前後期制の台湾において下半期は最下位に沈んだものの、上半期は2位で台湾シリーズに出場した。Lamigoには惜しくも敗れた。過去には元日本ハム・近鉄の中島輝士(現独立リーグ徳島監督)が監督を務めたこともある。

ほかにも大石弥太郎(元広島など)・郭源氏(元中日)・竹之内雅史(元阪神など)といった球界OBも統一の発展に協力した。日本人も数多く在籍したこともあり、1番、親近感を感じやすい球団ではないだろうか。

実はマドリガルが在籍した中日と業務提携を結んでいるため、今回の入団はこのルートが関係しているかもしれない。

中継ぎか救援かどのように起用されるかはわからないが、台湾は日本と違い不調やケガをしたら即クビという厳しい球界だ。最後まで生き残れるかどうか、ハングリーな精神を見せてほしいところだ。

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