ここにいたのか!? ジャスティン・トーマス 台湾プロ野球

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陽岱鋼の元同僚が台湾に! 機会を求めてアジア野球放浪中。

2013年に日本ハムに在籍したジャスティン・トーマスが統一ライオンズに入団した。

NPB時代は左の先発として期待されたが、1軍での登板はわずか3試合のみ。勝ち星を挙げることなく退団した。

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(出典:Wikipedia http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9)

昨年は韓国・起亜タイガースに所属していた。春季キャンプで退団したデニス・ホールトン(元ソフトバンク・巨人)の後釜として入団。ここでもエース、ヤン・ヒョンジュンに続く先発として期待されるも10試合2勝2敗という成績だった。

統一は元中日のワーナー・マドリガルに続いて2人目のNPB経験者を獲得することになった。

トーマスの魅力は191cm100kgの巨体から投げるチェンジアップだ。球種はストレート・スライダー・シンカー・チェンジアップ。球速は140キロ前半のため、三振を狙いにいくのではなく緩急とタイミングで打ち取るタイプ。

ここまでNPBとKBO時代はすべて先発で投げてきたが、台湾で活躍するために中継ぎ転向もありなのではなかろうか。投手の安定感を表すWHIPも基準の1.30を大きく越えている。

2013年 2.13
2014年 1.59

2年でわずか13試合の出場のためあまり参考にならないかもしれない。成績は決して良いものとは言えないが不思議な魅力がある。途中解雇にならずにシーズン最後まで球団に在籍するのだ。長身左腕と身体的な武器もあるが他になにがあるのか。

助っ人に厳しい台湾球界。ケガや不調で即クビなのだ。生き残れるのかハングリーなプレーを見せてほしい。もし、成績が良くなくても最後まで在籍した場合は未知のパワーを解明しに行く予定だ。

「陽岱鋼の元同僚」の3カ国目のアジアの国で新たな挑戦が始まる。31歳となったトーマスが日本ハム時代の悔しさをバネにして活躍できるか注目だ。

※豆知識
トーマスの台湾での登録名は「湯瑪士」。

発音は「タンマァシー」だ。

名前の発音に近い漢字を選ぶために同じような名前の選手が多い。

ちなみにマニー・ラミレスは「曼尼」。

「マンニー」だった。

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