助っ人の活躍がチームの命運を決める。
どの国のリーグにも共通すること。各球団の選手補強は1年間戦い抜くためのいわば「セレクション」だ。海外の選手ともなれば成績はもちろんのこと、査定するのに大切なことがある。
それは「我が国の野球に適応できるか。生活に馴染めるか」である。簡単に言えば適性検査。
「テスト」に合格した選手が年俸という金額評価を受けて晴れて新チーム入団となる。
お隣の韓国では31人の助っ人(以前から在籍する選手も含め)が日本海を飛び越えてやって来た。
特に日本球界を経験した選手(韓国国籍以外)が3名入団した。
3人の使者はこの選手達だ!
ナイジャー・モーガン(ハンファ 背番号33
)

(出典:「Wikipedia」 http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3)
元横浜DeNA 在籍2013年
108試合 打率.294 本11 打点50 盗塁3
魅力:明るいキャラのムードメーカー。走塁のうまさ
アルフレット・フィガロ(サムソン)
(出典:「なんJやで~」 http://blog.livedoor.jp/nanj2ch/archives/22843660.html)
元オリックス 在籍2011~12年
35試合 8勝11敗 防御率3.31 奪三振127
魅力:150キロ超のストレートで攻める本格派
クリス・オクスプリング(KT 背番号32)

(出典:「あーだ こーだ とーら 」http://blogs.yahoo.co.jp/person_intigers/24469476.html)
元阪神 在籍2006年
16試合 4勝3敗 防御率5.12 奪三振51
魅力:大きく曲がるカーブ
日本の球団を退団した後、大体は母国のリーグに戻った。
モーガン:インディンズ
フィガロ:ブルワーズ
オクスプリング:シドニー・ブルーソックス
今季は韓国という身近な国で新天地でプレーすることになった3人。日本人選手は門倉健(元中日・近鉄など)がプレーをしたのを最後に約3年出ていない。
「日本人がいないんじゃ何を見ればいいんだ!」と言う方のためにNPB経験者を紹介した次第だ。
韓国人選手はイ・スンヨプやイム・チャンヨン、イ・ボムホもまだまだ健在。
「あの選手は今!?」と番組のように自分の中でテーマを決めてぶらっと観に行くのはいかがだろうか。
日本を離れた後も現役を続けている姿を見ると嬉しい限りだ。活躍次第では戻ってくる可能性もある。助っ人の海外放浪記はドキュメンタリーになりそうだ。
モーガン、フィガロ、オクスプリング。この3人がどのような結果を残すのか気にかけてみよう。
次回の韓国野球はそのほかの助っ人についてみてみることにする。