林哲瑄 高知犬でショウヘイ・ニュー・オオタニになればいい 台湾野球人

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「台湾のイチロー」が四国独立リーグにやってくる!?

昨年までテキサス・レンジャーズに所属していた林哲瑄(リン・ジェシュエン)が野球選手としての岐路に立っている。選択肢は2つ。日本の独立リーグ高知ファイティングドッグス入りか、CPBL入りだ。「そもそも林哲瑄って誰なんだ!」という方のために紹介する。

林哲瑄
右投右打の27歳。投手と野手の「二刀流」なのだ。投げてはMAX153キロのストレート。外野手としては呼ばれている名の通り「レーザービーム」を披露する。これまでMLB3球団に所属したがメジャー経験は2012年のわずか9試合で12打数3安打 打率.250という成績に終わった。台湾代表として09年・13年のWBC。また、侍ジャパンとの交流試合にも出場した。

※3球団(レッドソックス・アストロズ・レンジャーズ)

(参考:レンジャーズ・マイナー在籍時、登板したときの映像 MAX143キロ)

(参考:13年WBC vs韓国 センターからのレーザービーム)

現在は統一ライオンズのキャンプ地で練習を行っている。昨年は投手だったが、今年は外野手としてプレーする予定。本人はアメリカに戻る気はなく、日本でのプレーを優先に考えているようだ。今の想いを次のようにに語っている。

「日本の独立リーグに行って蔣智賢と同じチームでプレーしたい。リーグいればNPBにも入団できるチャンスもある。日本で技術を磨きたい」

蔣智賢(ジャン・ジィシェン)とは今季から高知ファイティングドッグスでプレーすることになっている台湾人外野手のことだ。

林哲瑄はCPBLのドラフト候補にも挙げられているが「どこでもプレーはするが、可能であればドラフトに参加する」と表明しているのだ。優先は高知入団だそうだが、本当はどこでプレーしたいのか想いがブレているのように思える。

もし、日本に来た場合は「二刀流」に再挑戦させる可能性が高い。日本ハムの大谷翔平が二刀流として活躍している今、注目を集めるからだ。

「二人の二刀流 NPBで対決なるか!?」という将来の夢も膨らんでくる。

本人は投手に対しては未練がないという話もしているがどう転がるかわからない。ファンとしては楽しみが増えてよいがプレーするのは選手自身。まずは希望通りの独立リーグ入団なるか動向に注目していきたい。

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