2月14日。日本ではバレンタインデーだが、正月の準備でお大忙しの台湾。まるで1ヶ月前に逆戻りをしたような感覚で野球を観に行く日本人がいた。対戦カードは台湾体育大学vs中信兄弟エレファンツ。場所は台中・インターコンチネンタル球場。昨年11月に21Uワールドカップが開催された場所でもある。自身も現地で観た以来。同じ場所に帰ってきたのだ。
試合開始は13時30分。球場到着が13時10分頃。日本でいえば練習試合に相当するが、すでに兄弟であろうファンが席を埋めていた。
観客の入り具合はこんな感じだ。
大学生がプロに勝てるかという下剋上を観に来たのか、年配の方から親子やカップルまで十人十色だ。まさかの観客も球場に訪れていた。
赤ちゃん?は「パパ! ママ!!」と叫びながら席の周りを歩き回っていた。時には足を止めて、ウォームアップを見つめる姿も。まるでプロを引退した解説者の雰囲気があった。何年後かに日本に来てほしい。将来性抜群だ。解説者のみなさん、ぜひスカウトしてみてはいかがだろうか。
犬も観戦可ということで動物の垣根を超えて野球を観ることができる。日本には珍しいスタイルだ。これが台湾で野球が愛されている理由なのだ。
球場に目を向けてみるとあの選手がいた。日本プロ野球ファンにもおなじみの選手だ。
一体誰なのか。この続きは次回のお楽しみだ。