呉志楊氏 日本来日決定 台湾プロ野球

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会長自ら来日へ。野球界の未来のために。

台湾プロ野球の会長である呉志楊氏が3月に来日する。主に日本プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーと話し合いをするためだ。

2月に新会長に就任した呉志楊氏は桃園市の市長を務めていた人物。桃園は国際空港としても有名だが、プロ野球でいえばLamigoモンキーズのホームだ。アジアシリーズを台湾に招致したという功績を買われての抜擢だ。

台湾では国内リーグが3月21日から開幕する。またシーズンと同時進行に国際大会が3種類開催されることになっている。就任早々、忙しい1年になりそうなのだ。以下は開催予定の国際大会。

12U世界少年野球大会 (7月 台南)

アジア野球選手権 (9月 台中)

プレミアム12 (11月 台中)

今年はさらにオリンピック復活がかかる重要な年でもあるため、日本の協力は欠かせないものになる。また今年の台湾は新たな目標を掲げている。

1. 球団経営の充実

2. 選手の福利厚生の充実

3. 球場の整備

呉志楊氏は「今後の国際交流がより活発になるように日本プロ野球関係者のみなさんのご協力をぜひ得たい」と語っている。また、上記の目標を達成するためにも日本の方法をヒントにする。

日程としては3月10日・11日に行われる侍ジャパンと欧州選抜との試合に合わせるという。試合展開を見ながら他国とどのように連携をとっているのかを参考にするようだ。

日本を手本として力をつけてくる台湾。呉志楊会長の元、リーグ全体が生まれ変わろうとしている。日本はアジアを引っ張るリーダーとしてぜひ台湾に協力してほしい。侍ジャパンの強化試合や東日本大震災の支援をしてくれた温かい国。今度、支援するのは日本の番だ。

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