トロフィーと解説文だけで1部屋つくれることに偉大さを感じる。
福岡・ヤクオクドームに隣接する王貞治ベースボールミュージアムを紹介している。象徴していると言っても過言ではないと思う。記録室だ。
心に突き刺さる。読めば当たり前と思うかもしれないが、できていない人が多い。気力がホームラン王を歴代最多数で獲得した要因なのかもしれない。
このコーナーに入って驚いたのはご覧通り、トロフィーだらけ。打撃3部門(打率・本塁打・打点)をはじめ、ゴールデングラブ賞まで。現役生活22年間で積み上げた努力と気力がこの部屋すべてに詰まっている。
面白い仕掛けがあり、随所に王貞治が残した記録の数字が大きく掲示されているのだ。こんな感じだ。
これらの数字は記録の男・王貞治を知るうえでぜひとも覚えておきたいものだ。特に最後の数字は世界記録なのだから。「王貞治」という名前負けではなく、逆に大差で勝ち越してしまった。つまり説明はいらず、これらが物語っているという証なのだ。
あなたもぜひ、訪れてみて王貞治の気力に触れてみてはいかがだろうか。