まさかの事態発生。
台湾プロ野球会長の呉志揚氏が大ケガを負った。昨日、午前10時半にバドミントンをしていた。原因は不明だが、左アキレス腱を断裂。
桃園市にある病院で緊急手術を行った。完治まで半年かかる見込み。
元々、オープン戦最終戦にあたる昨日のLamigoモンキーズvs中信兄弟エレファンツに出席予定だったが、ケガにより急遽欠席。ファンにスマートフォンをプレゼントするはずが、なくなってしまう。
呉志揚氏は「3月21日の開幕戦には意地でも行く!」と会長としての責任を果たそうとしている。果たして動けるのか。
先日の欧州選抜との試合の際には来日し、国際交流のために意見交換を行っていた会長。世界の野球の発展を第1に考えて奔走していたが就任1ヶ月にして逆境の壁にぶちあった。
このような状況で問題なのは誰が代理を務めるのか。副会長がいるため、その人物が有力。しかしながら、ここで郭源治を投入するのはいかがだろうか。
郭源治なら台湾だけではなく、日本とのパイプ役を担うことができる。11月にはプレミア12も控えているため、より緊密な連携ができる。
オープン戦での始球式を終えたばかりの郭源治。オファーがあれば役職を担う気持ちはあるとみる。昨年、首席顧問を辞任しても再登場したことは可能性はゼロではない。
開幕前に大きな戦力を失った台湾プロ野球。半年間、どうなっていくのか。動向に注目するとともに呉志揚会長の早期回復を願いたい。