陳金鋒 下された2軍行き

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鋒哥は下で鍛え直せ!

台湾プロ野球は明日からシーズンが始まる。開幕戦は中信兄弟エレファンツvs Lamigoモンキーズ。連覇が期待されているものの、その裏ではチーム最年長に試練が訪れている。

その名は 陳金鋒(チェン・チンフォン)。台湾人初のメジャーリーガーとなったが、ここ数年は代打や指名打者で出場機会が限られている。昨日、開幕2軍を通告された。

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(写真:棒球英雄展での陳金鋒)

監督の洪一中(フォン・イーヂォン)は最年長野手の陳金鋒に対して調整をすべて任せていたが、オープン戦で結果が出せなかった。原因は極度の打撃不振にある。

オープン戦での成績(主に代打や指名打者)

16試合 24打数2安打0打点 打率0.83

打率が1割にも満たない。これは調整不足を言い訳にもできない。歳も関係ない。

今季は1年契約のため、このままの状態が続くようなら台湾のスターであれどクビを覚悟しなければならない。

今後は2軍の試合に出場しながら調整を続けるという。

先月参加した「棒球英雄展」では日本人が自身1人だけでも親切に接してくれた紳士的プレーヤー。しかし、台湾プロ野球でも実力の世界。新外国人が不振に陥ると即、クビになるほど。

鋒哥(フォンガ・陳金鋒の愛称)とて例外ではないだろう。チームの精神的支柱にならなけらればならない人物。2軍でモタモタしている場合ではないのだ。

07年の北京オリンピック予選でダルビッシュ有から放ったホームラン。再現できるのだろうか。ファンの期待も大きい。

今後の進退をかけた陳金鋒の険しい闘いが今、ここに始まった。

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