台湾で世界ギネス更新。
本日(12日)の中信兄弟エレファンツvs義大ライノスの試合はダブルヘッダーで行われた。この2試合で球場過去最高の入場者数を記録した。その数は2万4012人だ。達成場所は台中・インターコンチネンタル球場。
過去最高は2014年4月27日のLamigoモンキースvs中信兄弟エレファンツの2万3337人。なぜ、この時期に新記録が更新されたのかというとあるギネス記録に挑戦したからだ。その名は・・・
「人間ウェーブ」(波浪舞・ボゥランウー)
記録に挑戦したのは第1試合。スポーツの試合における人間ウェーブの記録は、2014年オランダ・アルステルダムで行われたサッカーの試合。その記録は7分32秒。中信兄弟のホームだけあって球場中が黄色で染まっていたが、ギネスに挑戦したのだ。その結果は・・・・
(参考:人間ウェーブ挑戦①)
(参考:人間ウェーブ挑戦②)
9分41秒と以前の記録を2分9秒上回り、見事にギネス新記録を達成したのだ!
これは球団だけではなく、参加したファンが1番うれしいのではないだろうか。試合の内容よりもこちらの記録の余韻に浸っている人もいるかもしれない。美人チアリーダーが揃っている台湾なのにギネスも持っているとなると日本のファンはどう思うのか。
今回の挑戦はある意味、野球がオリンピックに復帰するためのPRの1つだと思っている。日本ではキャッチボールをテーマにして動画を作成したが、これが台湾なりのやり方なのだろう。ファンがいなければ成り立たないプロ野球にとって参加型のイベントは意義がある。
それは「野球とファンが共にある」というメッセージが込められているのだ。