1年で戦力外となった男が台湾へ。
昨年オフに巨人を退団したクリス・セドンが台湾・Lamigoモンキースに入団することが決まった。
クリス・セドン
(出典:なんじぇいスタジアム http://blog.livedoor.jp/nanjstu/tag/セドン)
登録名は「神盾」(センドゥン)に決まった。背番号は本人が自分の番号と語る23。現在のLamigoはチーム防御率最下位の5.80に沈んでいる。先発陣がわずか4人の中、緊急補強が決まった。
セドンは「台湾の野球の水準は国際的にも高い。台湾での初日にLamigoのホーム球場である桃園国際球場にいれて嬉しい」と興奮ぎみなコメントを残している。
巨人時代は初登板で15奪三振の快投をみせるもその後はパッとしなかった。その前の韓国球界で最多勝を獲得するも不完全燃焼。新たな場所で2年前の投球をすることを期待されている。先発陣の第5番目のローテーション投手となりそうだ。
しかし、なぜ先発陣なのか。防御率最下位に沈んでいる1番の原因は中継ぎ陣が打ち込まれたことだというのに。以下は中継ぎ陣の成績
陳禹勳 |
6試 0勝2敗 防13.50 2ホールド 救援失敗1
黃偉晟 |
8試 1勝1敗 防11.74 2ホールド 救援失敗2
洪聖欽 |
10試 1勝1敗 防3.12
林柏佑 |
6試 1勝1敗 防6.57 1セーブ
王豐鑫 |
8試 0勝0敗 防5.19
陳子生 |
4試 0勝1敗 防4.50
ラモン・アリアス
8試 0勝0敗 防4.50 1セーブ 救援失敗2
昨年のセーブ王のメヒア(現西武)の後の抑えとして期待されたアリアスだったが、セドンと入れ替わる形で今日(13日)戦力外となった。チームの補強が正しかったのかどうかはセドンの適応能力次第だろう。
しばらくは5登板の成績に注目してみたいと思う。