陽耀勳が台湾球界入りを表明

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兄貴の消息がついに判明。

6月29日に台湾ではドラフト会議が開催される。今年の目玉となっているのが「旅外球員」。つまり、海外でプレー経験のある選手が数多く指名候補として挙げられている。

日本に関係のある選手だと、高知ファイティングドッグスの蔣智賢と林哲瑄。阪神の入団テストを不合格になった王躍霖。そして日本ハムの陽岱鋼の兄、陽耀勳だ。

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ソフトバンク時代の陽耀勳

(出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%BD%E8%80%80%E5%8B%B2

2013年にソフトバンクを自由契約になった陽耀勳。メジャー挑戦を理由に退団し翌年の2月にパイレーツに入団。実力を発揮することができず7月には台湾に帰国している。その後は社会人野球(ポップコーンリーグ)で投げていることが確認された。シーズン終了後には音沙汰がなかったが、ここにきて台湾プロ野球入りを表明したのだ。

本人は暴投が少なったことで自信をつけているようだが、プロ側の評価がどうなるか気になるところ。名前が挙がっているということは指名されるのは確実。球団はマニー・ラミレスが在籍した義大ライノスが有力視されている。

今回の指名候補は約80名。全4球団の台湾では各球団最大10人まで指名することができる。1軍、2軍合わせて登録人数を60人とするため戦略が練られているところだ。

陽耀勳の消息をつかめてなぜかホッとしている。母国のマウンドで躍動する姿に注目していきたい。まだ可能性の話だが、プレミア12で代表になれるかもしれない。そうすれば陽岱鋼と2013年WBC以来の共闘もありだ。監督に郭泰源が就任した今、選手選考が進められている。

まずはプロに復帰することが先。後期シーズンの活躍次第。

兄貴の行方はどうなるのか。人生の分かれ道は。すべては6月29日のドラフト会議で決まる。動向を見守りたい。

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