【U-18W杯】宿命の日韓戦。 韓国が恐れる甲子園の魔物

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韓国人球児の敵は聖地そのものだ。

8月28日から行われているU-18ワールドカップ。侍ジャパンは予選を5戦全勝で通過し、スーパーラウンドに駒を進めている。今日(9月4日)の相手は宿命の韓国だ。

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写真:スーパーラウンドの勝敗表(9月4日現在)
(出典:WBSC公式Facebookページ https://www.facebook.com/wbsc?fref=ts )

初めて甲子園で実現する対決はU-18とはいえ、11月に開催されるプレミア12の前哨戦といっても過言ではない。先日、開催された韓国プロ野球のドラフト会議で指名されたメンバーがチームのほとんどを占めている。本当のプロ予備軍が揃っているのだ。

相手も予選を全勝で勝ちあがってきたとはいえ、次の舞台は甲子園。収容人数は約4万8000人。韓国国内では本球場のような大きなところはない。プロ野球・ロッテジャイアンツのホーム「サジク球場」でも2万7500人。LGツインズトゥサンベアーズのホームの「チャムシル球場」でも2万7000人だ。

韓国人球児が恐れているのは敵地の盛大な応援だろう。普段の甲子園を見ていると阪神戦や高校野球はいつも満員ではないかというくらい席が埋まり、歓喜や罵声が飛び交う異様な雰囲気がある(自身は未だに訪れたことがないので推測でしかない)。今回は平日夜からの試合。完全アウェイの中、選手たちは平常心でプレーできるのか。

プロ野球ではチアリーダーの存在もあって華やかな韓国。しかし、この大会でも応援団はいるだろうがどうしても見劣りはしてしまうだろう。

プレーで戦うのは侍ジャパン。精神的な相手は球場の雰囲気、応援団だ。

現地で観戦する方は選手の動きのほかに周りの様子にはぜひ、注目してみてほしい。

宿命の日韓戦はいよいよ今夜、プレーボールだ。

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