赤の最強軍団に勝ち、勢いに乗って札幌行きを狙う。
本日(9月8日)、プレミア12韓国代表の第1次メンバー45人が発表される。初戦の相手としてはその選手たちも気になるところだが、大会に向けてキューバとの壮行試合を計画していることがわかった。
使用球場は来月完成する国内初のドーム球場である「コチョクドーム」。両翼99m,中堅122m、フェンスの高さは4m。地下4階から地上4階まである規模だ。施設としては多いほうではないだろうか。来年からネクセンヒーローズの本拠地になる予定になっている。
写真:ソウル特別市にある完成間近のコチョクドーム
(出典:Wikipedia https://ko.wikipedia.org/wiki/%EA%B3%A0%EC%B2%99%EB%8F%99_%EB%8F%94_%EC%95%BC%EA%B5%AC%EC%9E%A5)
完成してしばらくはプロ野球の試合をしない計画だったが、11月8日に迎える初戦の札幌ドームを想定して使用することになった。いわゆるドーム球場適応訓練だ。現在、交渉をしているところだ。
使用予定日は11月4日か5日。韓国シリーズ終了後に即、メンバーがコチョクドームに集合する(この時は28人の選手)。
韓国シリーズに出場しない選手は11月1日に集まり練習する。自身は4日に全員集合し、5日に壮行試合を行う
予想をしている。なぜならチームは6日に札幌入りすることが確定しているためだ.
韓国プロ野球委員会(KBO)関係者は「現段階ではまだ確定はできないが、キューバと試合ができるように調整している」と明かした。
両国ともメンバーが決まっていないため、自身も何も言えないが注目すべきはキューバの戦力だ。先日のMLBがメジャーリーガーを派遣しないという発表をしたばかり。韓国サイドは確実にチーム力が落ちると分析しているが、この対決が実現すればどのような戦いぶりになるのか気になるところである。
一方の日本は、11月5日・6日に福岡ヤクオフドームでプエルトリコと壮行試合を行う。初戦から宿命の対決が実現するだけに日韓とも「開幕戦」に賭ける想いは強いことだろう。
韓国は赤の軍団を倒して、侍ジャパン討ちへ。
日本は13年WBCでの雪辱を晴らしてライバル討ちへ。
壮行試合とはいえ、本大会前の最終調整となる大切な場だ。11月5日・6日にはぜひ侍ジャパンだけではなく、
韓国の試合にも注目してほしい。
「勝利するには相手を知ることなり」だ。