【プレミア12】台湾の最終メンバー28人、発表。 打撃陣は脅威

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監督本人も自信アリな選出。

11月に開催されるプレミア12。共同開催国の台湾ではいち早く、最終メンバー28人が発表された。

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写真:昨日の記者会見場の様子
※取材をした現地記者の方の許可を得て使用している。

NPB所属の3人の台湾人選手、陽岱鋼・チェン・グァンユウ・郭俊麟は無事に選出された。心配された投手陣の注目は呂彥青。先日のアジア選手権で侍ジャパンを6回無失点で抑えたことで評価が急上昇し、代表入りを果たした。

その投球ぶりは実際の試合を観ていただきたい。

https://www.youtube.com/watch?v=v4bCQ1HpNGA

(リンク先:You tube アジア選手権2015 台湾 vs 侍ジャパン)

一方の野手陣は以前からの情報通り、強打者が揃った。今季、打撃成績が凄まじい4人の選手は脅威だ。

高國輝(義大)
打率.315 139安打 35本塁打 99打点

林智勝(Lamigo)
打率.381 145安打 29本塁打 113打点

林泓育(Lamigo)
打率.352 144安打 23本塁打 97打点

林益全(義大)
打率.362 149安打 22本塁打 113打点

※成績は9月30日現在

その中でも注目なのは大物ルーキーの王柏融(Lamigo)だ。プロデビュー戦でいきなりヒーローインタビューに呼ばれる活躍を見せると21試合で8本塁打と絶好調だ。ルーキーからの選出に本人は日本のある選手を意識している。

「侍ジャパンの大谷、藤浪と対戦したい。打つ自信はある」

選手を選んだ郭泰源監督は今回のチームを「強攻」と表現した。上記の4選手の打撃力はもちろん、破壊力抜群の打線を形成できる。投手陣に対する不安は拭えないが、それをカバーできる力があると評価した。

大会前には合宿が行われる予定で、投手陣は全員集合させ、猛練習する。どのように弱点を改善してくるのか監督の手腕に注目していきたい。

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