【ウインターリーグ】「さぁ、君もスカウトだ!」冬の野球紀行のご案内

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冬の野球の準備が着々と進行中。

日本シリーズが終了し、これからはプレミア12に向けて侍ジャパンの選手が全員集合する。第1回大会ということやWBCとの違いに困惑していることもあり、大会前の盛り上がりに欠けていると感じているのは自身だけではないと思う。

その一方でプレミア12に出場しない若手選手は中南米やオーストラリアなど「冬の武者修行」に海外へ飛ぶ、今年からはアジアウインターリーグが復活をし、台湾で行われる。30日、試合日程が発表された。

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写真:アジアウインターリーグの試合日程
(出典:CPBL中華職棒 公式Facebookページ https://www.facebook.com/heartbaseball/?fref=ts )

チーム名の表記を解説すると以下のようになる。

・日職→日本プロ野球
・中職→台湾プロ野球
・韓職→韓国プロ野球
・中華培訓→台湾アマチュア
・欧州→ヨーロッパ選抜

4番目のアマチュアチームは主に昨年のU-21ワールドカップに出場した選手が所属する。監督は郭李建夫(元阪神)で国際大会の代表チーム強化のために特別結成された。

欧州は不明だが、残りの3ヶ国は2軍、若手主体のチーム編成となる。試合日程発表と同時に台湾プロチームの32人のメンバーが発表された。注目すべきは陽耀勳(Lamigo)が入っていることだ。今季は野手としてプロに復帰。台湾シリーズ第1戦ではMVPに輝き、第5戦では初本塁打を記録した。今、ノリにノッている選手とも言える。今回は実践経験を積むことが狙いだろう。

23日間の日程で全46試合開催される。上の表には赤く囲まれている部分があるが、この期間中は無料で観戦ができるという意味だ。

ちなみに有料試合の金額は以下の通り。

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写真:ウインターリーグのチケットの価格表
(出典:CPBL中華職棒 公式Facebookページ https://www.facebook.com/heartbaseball/?fref=ts )

台湾ドルの金額を4倍すれば日本円の価値に近づく。チケットだけではなく、特典グッズ付きのものも販売されるようだ。

場所は台中インターコンチネンタル球場と斗六球場だ。プレミア12直後のリーグ戦だけあって、開催地台湾では休む暇もなく動くことになる。

選手には申し訳ないが、ファンとしては春夏秋冬、いつまでも野球を楽しむことができる絶好のチャンスだ。「中南米は遠いからちょっと・・・」という方にはぜひ、台湾で野球を観てみるのも面白いかもしれない。未来のスターが集まることだけあって、掘り出しものが出てくるかもしれないからだ。

もし、現地に行く際にはこの本を持参することをオススメする。

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本日、先行発売が開始された日本初のガイドブック「台湾プロ野球観戦ガイド」だ。中身は購入してからのお楽しみとして、推薦したい1冊。

ちなみに11月6日から全国の書店で販売開始だ。この本に関する詳細は以下まで。

http://www.strike-zone.jp/cpbl_guide.html

(リンク先:韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン)

プレミア12を楽しんだ後は観光がてらにウインターリーグを見に行くのはいかがだろうか。台湾に行って新たな野球を発見する旅にでかけよう。

※このウインターリーグでは、台湾プロチームに特別な名前がついた。これを知れば面白い。

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