11月4、5日に韓国代表はキューバ代表との壮行試合に臨む。2日、キューバ代表チームが韓国に到着した。
写真:韓国代表対キューバ代表の壮行試合のお知らせ
(出典:KBO 公式Facebookページ https://www.facebook.com/kbo1982/?fref=ts)
キューバ代表といえば、デスパイネ(千葉ロッテ)やメンドーサ(巨人)など日本と関係がある選手が数多く出場することになっている。その中で1番の注目と言えるのがユリエスキ・グリエル(元DeNA)だ。
グリエルといえばチーム合流日を知らなかったこととケガを理由に契約解除になった。その後はニューヨーク・ヤンキースに入団したいと希望していたキューバの至宝だ。
写真:取材に応じるグリエル
(SPOTV: http://www.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=33230)
久々にアジア圏に帰ってきた彼は『SPOTV』の取材に対して韓国チームの思い出を語っていた。
「韓国との対戦は08年の北京五輪の決勝戦以来だ。負けたことはこれまでずっと胸の中に秘めてきた。再戦できるのはとても嬉しい。当時、抑えられたチョン・デヒョン(ロッテジャイアンツ)のことはよく覚えている。プレミア12のメンバーに入っているというので再会が楽しみだ。」
キューバと韓国は08年北京五輪の決勝戦で対戦した。2対3でキューバが負けている場面、9回1死満塁の場面で打席に立っていたのがグリエルだった。打てばサヨナラ勝利だったが、遊併殺打に倒れた。
終始、にこやかな様子でインタビューに答えるグリエル。同時に自身の去就についても語った。
「今でもメジャー球団に入る目標は変わらない。アメリカとキューバの関係が良い方向に進んでいる。機会があればぜひ、ヤンキースに入団したい。」
実力から考えると来季は必ずどこかの球団には入るだろう。今回のプレミア12はメジャーのスカウトに自身をアピールする絶好のチャンスと言える。まずは因縁の韓国投手陣を打ち崩すことがメジャーへの第1関門となりそうだ。
キューバ代表は翌3日に公式練習を行い、4日からの本番に備える。当ブログでは壮行試合の様子をお伝えする予定だ。