強力打線を完璧に抑え、好スタート。
台湾で行われているプレミア12の壮行試合。台湾代表 対 ドミニカ代表は3対0で台湾が完封勝利を飾った。
写真:プレミア12のチケット購買促進の広告
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現地報道を元に試合経過を追っていたため、残念ながらほとんどドミニカの情報を掴むことはできなかった。ちなみにスタメン情報は別記事に書いているのでご確認いただきたい。
試合は陽岱鋼(日本ハム)の好プレーでチームの士気が高まり、感化された郭俊麟(西武)が好投を披露。打線も訪れたチャンスを確実にモノにするという堅実な攻撃で逃げ切った。
初回、陽岱鋼が出塁するが、まさかの牽制死。だが、その裏の守備で好守備を見せた。。ディアスの二塁打でいきなりのピンチを迎えると続くヘルナンデスが中安を放ち、一気にランナーがホームに突入。ここで捕球した陽岱鋼のレーザービームがさく裂し、ドミニカの得点を阻止した。
先発の郭俊麟は4回5安打5奪三振無失点の完璧な投球でマウンドを降りた。初回は味方のプレーに助けられたが、2回にもピンチが訪れた。2死から2者連続安打を浴びて1.2塁の場面。課題のセットポジションでの投球だったが、難なく次の打者を三振で切り抜けた。
その後を引き継いだ3人の投手も無難な投球をみせ、見事に13年WBC王者を撃破した。
一方の打線は3回、2死三塁から郭嚴文が左安を放ち、先制した。続く4回には高國輝と林益全の連続安打でチャンスをつくると先制点の口火を切った陳鏞基がまた安打を放ち、2点目が入る。
試合を決定づけた3点目はトリプルスリーの林智勝の打点。ランナーを二塁に置いた場面で適時二塁打を放った。
この試合のMVPは何といっても郭俊麟だろう。ピンチの場面でも三振を奪えるようになってきた。これも武器のチェンジアップはもちろんのこと、シンカーを習得したことが投球の幅が広がったことが要因だろう。
陽岱鋼は安打や攻守があったが、牽制死や併殺打が玉にキズだった。
まずは速報まで。
明日のアメリカ戦に先発するのは呂彦青。アジア選手権で侍ジャパン社会人代表を6回無失点に抑えた19歳左腕だ。