【プレミア12】台湾代表がオランダ代表に敗れる。 試合に負けても応援は大勝利

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1つの出来事に一生懸命な台湾のファン。

札幌を離れて約7時間後、台湾の桃園国際空港にいた。場所を海外に移し、プレミア12レポートをお届けする。

電車やタクシーを乗り継いで到着したのは台中インターコンチネンタル球場。ここで台湾対オランダの試合が行われた。

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結果は7対4でオランダが勝利した。台湾は陽岱鋼(日本ハム)に先頭打者HRが飛び出すも先発のチェン・グァンユウ(千葉ロッテ)の2回4失点での早期降板が尾をひき、逆転することはできなかった。一時は4対3と追い上げていたが、9回に一挙3点を失って試合を決められた。

今回のスタメンは以下の通り。

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オランダにはジョーンズ(元楽天)やバレンティン(ヤクルト)がいる。ジョーンズ自身、チームの3番に座るということはまだ打力は健在なのだろう。数日前に家庭の事情で緊急帰国をしており、試合に出ないのではないかと噂があったが無事に間に合ったようだ。

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実はこの試合、開幕戦とあって入場者プレゼントがあった。これだ。

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台湾の特別な試合になるとサービスがよい。昨年のU21決勝のときは手拭いをもらった。ユニフォームのような高価なものではないが、観に行くだけで何かがもらえるというのはファンとしては嬉しい。集客をしようという運営側の想いをそこに見た。

試合中の応援に注目してみるととにかく面白い。台湾のファンはストライク1つにしてもアウト1つにしてもまるで優勝したかのような盛り上がりをみせる。

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陽岱鋼のときは球場内のファンが総立ちで応援する。日本でやっている応援歌が流れ、ときには跳び跳ねたりお祭り騒ぎだ。

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台湾といえば、チアリーダーだ。今回もしっかりと踊っていた。それにしても相変わらずセクシーでホームの三塁側だけではなく、一塁側にも登場してファンと一体化していた。

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人によっては試合に目をくれず、ひたすたチアリーダーのダンスを見ている人もいた。目的な何にしろ、球場に足を運ぶ結果になるのだからそれもいいと思う。ただ、犯罪にならないように。

試合は負けたが、球場内外で大会を盛り上げようと本気だったように見えた。前日の札幌とは大違い。外では応援メガホンや飲食を販売し、中ではプレミア12や台湾代表グッズのお店も。品揃えは日本よりも種類が多い。

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店員は暇さえあれば、一緒に試合を観て応援していた。これは決して日本では観ることができない光景、台湾ならではだ。

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驚異の応援をバックに台湾代表は次回、11日にイタリアと対戦する。すべてに一生懸命なファンがいれば試合も大会自体もよい方向に進んでくれるだろう。台湾のファンには期待したい。

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