試合は本気だが、細かいところの修正を所望する。
国際試合を観戦する際に欠かせないのは選手名鑑だ。基本、日本で自然と手に入る情報はNPBとMLBだけ。どうしても他国にどんな選手がいるのかわからなくなる。
このような問題を解決するために絶対に必要だ。
今回のプレミア12は日台共同開催ということもあり、両国それぞれで公式プログラムが販売されている。台湾版を買ってみた。
日本のものは完全に侍ジャパン推しのものだが、台湾は大会仕様になっている。ひいきがないように公平だ。
中を開くとお偉いさんの祝辞が続く。正直、ここは時間があるときにしか読まない。中国語と英語で書かれているため、語学力向上には役立つと思う。
いくつか広告があるが、スルーして進めていくとABC順に各国の選手名鑑が始まる。
昨日はプエルトリコ対イタリアの試合を見たが、正直、マエストリしか知らなかった。ユニフォームを着ていてもわからない、このムズムズした感覚をこの名鑑が解決してくれる。顔写真があるのはなおさら嬉しい。
だが、見ているとおかしいことだらけだ。
①写真がいい加減
公式プログラムとして発売しているのにもかかわらず、選手の写真がバラバラなのだ。ユニフォームを着ているものもあれば、顔のどアップ、私服を着ているときのものもあったりする。
写真をかき集めていることがバレバレだ。
②顔詐称
韓国、キム・インシク監督の写真がおかしい。若すぎだ。わざわざ整形した訳ではないし、かなり昔のものか、別人かもしれない。
③もはや、人間ではない
下の写真を見てほしい。1番上がキューバ選手団をまとめるリーダー。2、3番目がベネズエラの選手だ。
なぜ、このようなものしかないのか。まるで銅像か凶悪犯のようだ。
昨年のU21のプログラムも同じだった。台湾戦は盛り上がっても改善の余地がない。
多分、この名鑑は10月16日くらいから制作されていたのだろう。現在ではメンバーにいない選手の名前もある。
急な選手入れ換えでも写真はなんとかしてほしいものだ。
ファンあっての野球。決して選手だけの野球ではない。観た側の気持ちも考えてほしい。