【プレミア12】オランダ対キューバ 多国籍のファンの中で見つけた大発見!

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球団関係者が集結した注目の一戦。

昨日は侍ジャパンがメキシコを相手に6対5とサヨナラ勝ちを収めた。9回に同点に追い付かれた際にはひやひやしたものだが、何とか勝つことができてほっとしている。もちろん、現地にはいた。先に見に行ったオランダ対キューバの試合から先に話をしたいと思う。

場所はまたまた台中インターコンチネンタル球場。11日に見たプエルトリコ対オランダとは違い、観客も球団関係者も倍の人数が集まっていた。この試合は6対5でキューバが辛勝。

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試合前のベンチの様子、キューバはなんともなごやかな雰囲気で選手同士でイタズラをしあったり、ファンと話をしたりしていた。中にはデスパイネ(千葉ロッテ)とハグをした人もいてスタッフに怒られていたようだ。

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いよいよ試合開始。この日のスタメンは以下の通り

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オランダは台湾との試合と同じく、ジョーンズ(元楽天)とバレンティン(ヤクルト)の2人でクリーンナップを組み、一方のキューバはユリエスキ・グリエル(元DeNA)とデスパイネで対抗する、考えてみればNPB関係者が数多くこの試合には関わっていたことになる。

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この球場の魅力は選手とファンの距離が近いことだ。観客も少ないこともあるが、声がよく響く。オランダの選手がネクストバッターズサークルで準備していると、ファンの声援ににこやかに応えてくれる。

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自身は球場内を歩き回っていた。席を移動しながらみていると隣に座っていた台湾人がバレンティンに対して「Go! Go! Swallows!」と応援していた。話を聞いてみると今年の9月に神宮球場を訪れたことがきっかけで活躍を気にかけているとのこと。

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試合は点の取り合いになった。2回にキューバが先制するもオランダが4回までに4点を取り、逆転に成功する。このまま試合が決まるのかと思われたが、6回にグリエルやデスパイネの安打や適時打で一挙に4点を取って再度、逆転した。

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その後は同点にされながらも8回に勝ち越してそのまま試合終了。

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プレミア12では台湾以外の試合は一律、内野300台湾ドル、外野100台湾ドルで観戦することができる。一応、席が決まっている。だが、そのようなことは関係なしで平気で来賓席に座って観戦しても何も言われないのだ。

そのおかげもあってかメジャーのスカウトがいることが判明した。確認できただけでもヤンキースやレンジャーズ、ロッキーズの関係者がいた。もっといただろう。勇気を出して日本人選手のことを聞いてみたところ「企業秘密」と言われてしまったが、前田健太(広島)や松田宣浩(ソフトバンク)を観に来ていることは間違いない。この試合はジョーンズやグリエルを観に来ていたのだろうか。スカウトがどのような点に注目して選手を見ているのか気になるところだ。

この日、試合も気になっていたが、1番驚いたのはキューバを応援する日本人の団体がいたことだ。

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後から聞いた話だが、キューバ代表のオフィシャルカメラマンは日本人が務めているそうだ。その関係もあってビクトル・メサ監督と親しそうに話している姿があった。

そして、試合後のグリエル。完全にOFFモードで楽しそうに電話していた。早くバスに乗れよ!と思ってしまった自身がいた。

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現地に行くと思いがけないことの連続だ。世界には色々な人がいる。これは海外にいるからこそ、味わうことができる貴重な経験なのだ。

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