選手と一緒に走る思い出を。
プレミア12が終わっても台湾では野球の試合が続く。今年の締めくくりとしてアジアウインターリーグが行われる。今年の特徴として、欧州選抜や台湾代表が参加する。このチームは昨年のU-21に出場した選手が中心だ。NPBからも若手選抜チームが参加する。ちなみに28日から始まる。
ウインターリーグに関しては別記事で情報をお届けするとして、今回は統一ライオンズのイベントについてだ。
後期シーズン最下位に沈んだ統一は来年、2月13日にファン参加のランニングイベントを開催することを発表した。
写真:統一のランニングイベントのお知らせ
(出典:統一獅官方粉絲團 https://www.facebook.com/unilions/?fref=ts )
2000人限定のイベントでチームの本拠地である台南球場から3キロの道のりを走る。選手はもちろんのこと、チアガールの「Uni Girls」も参加する。ちなみに彼女たちは走るのではなく、体が暖かくなる体操を披露するとのこと。
ただ、走って終わり、というものではない。野球チームである以上、本職は忘れない。球場内では打撃、投球、守備の体験ができる。これは大人・こども関係なく参加できる。日本でもよく行われているような球場解放と同じと考えればよいだろう。
ランニングも体験もそうだが、1番の魅力は参加賞だ。記念Tシャツをはじめ、手ぬぐいや完走証明書など全5点がプレゼントされる。これはお得?と思う。
その他、選手握手会や音楽の演奏、福袋などファンにはたまらないイベントが用意されているのだ。
ちょうどこの時期は台湾の旧正月。今回は9連休ということもあり、応募者が殺到されると思われる。日本とは違い、球団数が少ないため、こうしてファンとふれあう機会を増やすことが観客動員数のアップにつながるのだ。