初日は2試合とも引き分け。
本日から台湾で始まったアジアウインターリーグは2試合が行われた。第1戦の欧州選抜対KBO選抜は9対9の引き分け。第2戦のCPBL選抜対NPB選抜も2対2の引き分けだった。
写真:レーザービーム体験のお知らせ(5回のグラウンド整備中のイベント)
(出典:CPBL中華職棒 公式Facebookページ https://www.facebook.com/heartbaseball/?fref=ts )
CPBL選抜 2-2 NPB選抜
勝
セ
負
本 方玄宗(3回ソロ、CPBL選抜)
投手継投
CPBL選抜
林樺慶→簡嘉佑→陳冠儒→游宗儒→邱浩鈞
NPB選抜
柿田裕太→岸本淳希→岡本健→加治屋蓮→岩貞祐太→児山祐斗
初回2死から岡本和真(巨人)が二塁打で出塁すると、続く高橋周平(中日)が四球で一、二塁のチャンスを広げる。陽川尚将(阪神)が三飛も三塁手が落球し、エラーで先制点をあげた。
2回のCPBL選抜の攻撃。羅國麟(義大)が出塁すると、林王啟瑋(中信兄弟)の二塁打ですぐさま同点とした。
NPB選抜の先発、柿田裕太(DeNA)は2回3安打2奪三振1失点という成績。ぼちぼちといったところだろうか。試合前は調子がいいと言っていただけに無失点で降板してほしかったという気持ちもある。
代わって登板したのは中日の育成選手、岸本淳希。CPBL選抜の9番打者、方玄宗(義大)に本塁打を打たれ、勝ち越された。柿田と同じく2回を投げて3安打1奪三振1失点。
その後は安打を放つもチャンスがなく、両軍とも無得点が続く。
再び、動いたのは8回のNPB選抜。1番打者の上林誠知(ソフトバンク)が出塁すると横田慎太郎(阪神)が相手野手の失策で塁上に走者がたまる。その後、岡本の打席時に投手が暴投して同点に追いついた。
10回まで試合は進むも得点できず、そのまま試合終了となった。この試合では勝負はつかなかったものの、MVPとしてCPBL選抜の遊撃手、林承飛が選ばれた。4打数3安打と猛打賞の活躍で、本塁打を打てばサイクルヒットだった。
映像を観ていないため、何とも言えないが投手陣はよく踏ん張ったと思う。3番手の岡本健(ソフトバンク)から後の投手は相手打線をほぼ完ぺきに抑えていたのだから若手チームでも日本の投手陣の厚さは健在だろう。
一方の打線は和田恋(巨人)や関根大気(DeNA)、友永翔太(中日)らが途中出場するもなかなか活躍の場をつくれず。全体でもわずか4安打に終わった。
復活したウインターリーグはまさかの両試合、引き分けというスタートを切った。明日は欧州選抜対台湾代表、KBO選抜対CPBL選抜の2試合が行われる。
1日2試合ずつの日程で第1試合は12時、第2試合は18時(台湾時間)から始まる。実際に試合を観ることができないのはもどかしいが、できる限り当ブログではアジアウインターリーグを追っていきたい。