【番外編】野球探しの旅第2弾。 台湾でも野球漫画は人気

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日本と台湾は常に繋がっている。

4日間にわたってのウインターリーグ観戦も終了し、帰国している。振り返ると全チームをまんべんなく観ることができたのをはじめ、現地のファンとの交流を通じて台湾の情報を得たのは大きな収穫だ。台湾代表を中心に観るはずが、初日の欧州選抜の荒れた様子を現地で見てからはなぜか気になっている。

球場を離れても日常の中に野球がないか、身の周りを観察していた。プレミア12のときもそうだったように探せば探すほどあるものである。

今回も泊まったホテルも今までと同じだ。目の前にはファミリーマートがある。中に入ると意外なところに野球が隠れていた。

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チキンラーメンのようなもの。統一ライオンズの親会社である「統一企業」がつくっている。なんだか王貞治に似ている気もするがユニフォームが日本プロ野球黎明期のものだ。一体描かれているのは誰なのだろうか。

最終日は飛行機の関係もあって試合を観ずに台北へ。色々な店が集まる場所で逆に探しにくいが、手っ取り早いのは書店だ。ウインターリーグではCPBL選抜に野球漫画「MAJOR」に登場する茂野吾郎のしぐさに似ている投手がいると話題になった。日本でも人気漫画の1つであり台湾でも知られているということだ。探してみたところ、現物があった。

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題名はそのまま「棒球大聯盟」だ。ほかにも「ダイヤのエース」や「おおきく振りかぶって」もある。他にはあだち充の「クロスゲーム」も置かれていた。よく現地でもイベントが開催されていると聞く。「ダイヤのエース」もアニメが放送されており、時には声優が日本からやってくるという。

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スポーツ本のコーナーに行くと王貞治関連の本や日本プロ野球のものが販売されていた。台湾のものは逆にあまりない。林智勝(Lamigo)の野球人生を振り返る大型本が目立っていたが、自身は上記の写真の本を購入した。台湾プロ野球の本はあまり置いていないという。主にネットやオークションで数多く品を揃えているようだ。

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台湾地下鉄MRTの「市政府駅」近くにある新光三越A11の4階にはLamigoモンキーズのグッズショップがある。店の規模は小さいがユニフォームをはじめ、Tシャツなどファッション関連が多い。店員さんも日本語が堪能で初めて訪れるファンにも安心だ。昨年行われた千葉ロッテとの交流試合を記念したグッズもあった。ここで商品を購入するとおまけとして上の写真のものがついてくる。とてもお得だ。

まだまだ探せば野球関係の場所がありそうだ。「KANO」の舞台となった嘉義をはじめ、統一ライオンズの本拠地の台南、義大ライノスの高雄など見ていないところは多い。台湾に行く際にはぜひ1日を野球探しの旅にあててみてはいかがだろうか。

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