選択肢が3つもある台湾の実力者。
台湾・LamigoモンキーズからFA宣言している林智勝の去就に動きがあった。これまでMLBとKBOの2ヶ国の球団から身分照会の問い合わせがあったが、ついに日本球団も獲得に向けて名乗りをあげた。
映像:日用品会社の新作ベット発表会に登場した林智勝
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=UVzkKJyyzNg)
ちなみにまだ日本のどこの球団が手を挙げているのかは明かされていない。韓国ではサムソンライオンズが林智勝に興味を持っていることが報道されたこともある。
代理人も今回の知らせに喜んでいるようで次のように話している。
「アメリカだけではなく、韓国や日本の球団がよい知らせを届けてくれた。今は特に事は進んでいない。これから関係者と会談する予定だ」
元々、林智勝は海外挑戦には意欲的だ。以前、千葉ロッテのキャンプに参加したこともあって日本の練習環境は体験済み。日本のファンからすればクルーズが抜けたこともあり、ぜひとも入団してほしい気持ちはあるだろう。サムソンのナバーロも狙う話もあるが、韓国現地では普段の態度が問題となり再契約に難色を示している。
本人はすでに自主トレを始めている。新年からは海外でも練習をすることになっている。場所はアメリカか日本かで迷っている様子だ。練習環境は両国ともあまり変わらないため、優先すべきは飲食物が口に合うか、ということらしい。日本を優先的に考えているようだ。
1月に日本で林智勝を観ることができるかもしれない。本当に来日すれば注目の的でありその分、期待も高まる。台湾残留は基本的に考えていないようで、選択肢は3つに絞られた。
今季、シーズン中ではトリプルスリーを達成。プレミア12ではキャプテンとしてチームをけん引した。キューバ戦では決勝3ランを放つなどファンを熱狂させた姿は記憶に新しい。長打があるうえに内野ならどこでも守れるユーティリティープレーヤーという点が最大の長所だ。
これから本格的に動き出す林智勝。果たして来季はどこの国のユニフォームを着るのか。ウインターリーグが終わった台湾での次なる興味は彼の移籍先だ。日韓米3ヶ国が注目する打者の決断とは。また続報が入り次第、お伝えしたい。