【台湾プロ野球】郭泰源が統一ライオンズの監督に就任

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オリエンタルエクスプレス、ついにライオンズを率いる。

プレミア12で台湾代表の監督を務めた郭泰源が来季から統一ライオンズの監督に就任する。

映像:郭泰源の監督就任を伝えるニュース
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=uoFxRHMuXfE)

27日、球団内で人事移動がありヘッド兼投手コーチから監督に昇格することになった。台湾プロ野球のチームを率いるのは05年の誠泰コブラズ以来、11年ぶりとなる。

昨年オフにソフトバンクを退団後、統一から熱烈ラブコールを送られていた。ブルペン陣を立て直してほしいという要請を受け、これを快諾した。今季からヘッド兼投手コーチとして背番号88のユニフォームを着ることになったのだ。

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写真:誠泰時代のTシャツを着て郭泰源を応援するファン

実際、チームとしては最下位に沈んだものの投手陣の防御率は5.11と改善された。とはいえ、4球団中、3位の成績のためあまり良い数字とは言えない。

逆に打撃陣が不振に陥ったのが最下位になった原因だ。なんと本塁打と盗塁以外の部門で全球団中、1番下だったのだ。一言で言えば投打の歯車がかみ合わなかったということだろうか。

監督就任にあたり郭泰源は次のように話している。

「来季は投手はもちろん、野手もすべて強化する。浮上のカギは若い選手の台頭だ。実力が発揮できるようにしっかりと指導する」

今回の人事はチームの浮上はもちろんのこと、17年WBCのための準備期間のように思える。プレミア12ではベスト8に進出できず、批判もあったが何だかんだで支持されている。監督経験はあるものの、成績はあまりよろしくない。この1年で自ら選手を育てるのだろう。

日本のファンとしては台湾プロ野球を観るきっかけができたのではないだろうか。ぜひ、黄金時代から西武を応援してきたファンには来季の統一ライオンズの戦いに注目してほしい。

選手時代はライオンズ、ついに監督として台湾のライオンズを率いるときが来たのだ。

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