早すぎる、阪神の大好きな「選手調査」
阪神が早くも来季オフに向けて動き出した。韓国・NCダイノスに所属するエリック・テイムズを調査しているという。この時期、球団はよく選手調査をする。昨年の今頃はメジャーリーグ進出を目指したキム・グァンヒョン(SK)やヤン・ヒョンジョン(KIA)を狙うという報道が出ていた。結局は獲得せず、ある意味、詐欺が続いている。
映像:チームの主軸として活躍するテイムズ
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=ioQegrZTisU)
今季のテイムズは40本塁打40盗塁のほかサイクルヒットを2回達成し、チームが最後の最後までサムソンと優勝争いを繰り広げる原動力となった。シーズンMVPにも輝き、50発男のパク・ビョンホ(ツインズ)と球界を盛り上げた。成績は打率.381 本塁打47 打点140だった。
この報道にもちろん、韓国メディアも反応した。どのように報じられているか確認したい。
・OSEN
「テイムズはシーズン中から日本球団に興味を持たれていたが、NCが早めに本人と契約更新をした。阪神が狙っているということで来季もテイムズの「ショーケース」となるだろう」
・mydaily
「阪神がテイムズ獲得を狙う。来季は球団関係者を韓国に派遣して彼をずっと追いかけるつもりだ」
・ジョイニュース24
「阪神の外野のポジションは右翼の福留孝介を除いて白紙の状態だ。テイムズは主に一塁や指名打者として活躍しているが、元々は外野手だ。補強ポイントが合致する。だが、NCは阪神の行動に不愉快さを感じている。交渉が長引けば高額年俸を提示する海外球団が現れるため、すぐに契約更新をした。しかし来季は引き留めは難しくなりそうだ」
・Newsen
「テイムズは9月に亡くなった中村勝広GMが高く評価していた打者だ。現地では韓国のバリー・ボンズと言われているほどそのパワーを称賛している。ゴメスが今季のような成績を残せなければ獲得に乗り出すのは自然の流れだ」
韓国球界2年目を迎えたテイムズは本塁打をはじめ、ほぼすべての部門で自己ベストを記録するほど高い適応力を見せた。選手としての能力はもちろんのこと、阪神はこれをかっているのだろう。
本当に獲得に乗り出すのであれば銭闘になることは必須だ。市場の規模上、どうしても軍配は日本にあがることになる。NCが勝てるとすれば金銭以外に「誠意」を見せるしかない。最近の韓国球界では年俸よりも試合経験を優先する助っ人が増えていると聞く。
現時点では来季の成績を見なければ何とも言えない。ひとまず、テイムズの活躍に注目してはいかがだろうか。阪神も調査詐欺ばかりしないで、狙うなら本気で取り組んでほしいところだ。
出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=109&aid=0003230313
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=117&aid=0002705724
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=111&aid=0000444490
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=447&aid=0000077016