また出た懲りない来季オフの助っ人調査。
阪神タイガースがエリック・テイムズ(NC)に続きヤン・ヒョンジョン(KIA)も来季オフの獲得に向けて調査するという。わずか2日前にテイムズの件が報道されたばかり。まず、オフのことよりシーズンのことを考えてほしい。
映像:ヤン・ヒョンジョンの2015年奪三振集
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=LAy-d1Si9Fs)
ヤン・ヒョンジョンはKIAタイガースの最速152キロ左腕でスライダーとチェンジアップを投げる。チームのエースに君臨しており、今季は15勝を挙げた。また防御率2.44でタイトルを獲得している。これはリーグ唯一の防御率2点台だった。
日本とも縁があり、09年の日韓クラブチャンピオンシップで巨人を相手に先発登板した。5回2/3を投げて3安打1失点に抑えている。
今回もこの報道に韓国メディアが反応した。一体どのように報じているのだろうか。
・スターニュース
「阪神がヤン・ヒョンジョンを狙っている。16年オフにFA権を取得することを見込んで調査を続けるという。来季は韓国にエージェントを派遣する予定になっている」
・イルガンスポーツ
「阪神はオ・スンファンのおかげもあり、韓国プロ野球(KBO)で活躍している選手に注目している。リーグ最高との呼び声も高い、ヤン・ヒョンジョンに熱をあげている。その証拠にエリック・テイムズ(NC)にも関心を寄せている」
・イデイリー
「ヤン・ヒョンジョン獲得のため、阪神は韓国に関係者を派遣して彼の長短所の分析に取り掛かる。肩の故障が懸念されていたが、2年連続で2桁勝利を挙げたことでさらに評価が高くなった。昨年はメジャー進出に失敗したが来季はアメリカや日本をはじめ、多くの球団からオファーを勝ち取ることができるか注目だ」
・OSEN
「ヤン・ヒョンジョンが日本球団から注目されたのはこれが初めてではない。09年の日韓クラブチャンピオンシップや14年の春季キャンプに行われた日本ハムとの練習試合のときだ。特に大谷翔平と投げ合って4回無安打に抑えたことは球団関係者に強烈な印象を与えた。実は阪神より先に巨人が相当な移籍金を準備して獲得を検討していたという。巨人が参戦するかわからないが、実際に動けばライバル球団による争奪戦が展開される」
阪神はテイムズと共に韓国の投打の柱を狙うことになる。選手獲得は球団同士の情報戦であるが、こうもどうしてこうも頻繁に流れるのだろうか。ファンのためのの話題づくりなのか、それとも本気の獲得宣言なのか。何人も調査して実際に獲得に至るのはわずかに3,4人ほどだ。1年前からこの話題を出してファンは失望しないだろうか。そろそろ詐欺はやめてほしいところだ。
それにしても巨人も狙っている話があるとは思わなかった。今季は内海哲也や杉内俊哉の不調で先発左腕に苦しんでいたチームだ。2人の来季の成績次第ではヤン・ヒョンジョン獲得に乗り出すのではないだろうか。
これから1年間、巨人対阪神による情報戦が始まる。早すぎるため、現時点では何も言えない。今季と同じように2桁勝利を挙げた際には他球団も黙ってはいないだろう。貴重な先発左腕のハートを射止めるのはいったいどこの球団になるのか。
出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=108&aid=0002488246
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=241&aid=0002514657
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=018&aid=0003440193
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=109&aid=0003231959