台湾のレジェンドは満塁男・駒田監督とタッグを組む!?
高知新聞で驚きの記事が掲載されていた。統一ライオンズを退団した張泰山が高知ファイティングドッグス入りを打診しているというのだ。
写真:高知新聞に掲載された張泰山の記事
この記事によると昨年6月まで所属していた蒋智賢(現中信兄弟)との縁で張泰山から入団の打診があったという。現在も球団側は交渉を継続中のようだ。
情報を得て台湾の情報を調べてみたが、そのような内容はなかった。既出のものは徳島インディゴソックスの中島輝士監督からリーグの特徴や環境、待遇について情報を聞いているというものだ。その後は特に動きはない。
現地ではLamigoモンキーズの春季キャンプが始まったばかり。張泰山は自宅付近で自主トレを続けているという。先日、台湾プロ野球会長の呉志揚氏と会談し改めて現役続行への思いを語っていた。
交渉は代理人に任せているそうであくまでも日本の独立リーグ挑戦は選択肢の1つだという。台湾球界からはコーチとして戻ってくることを期待されているため国内球団移籍の可能性は低い。それでも呉志揚氏は彼のプレーヤーとしての価値を考えてほしいと各球団に獲得の再検討を希望している。
今のところ、日本の独立リーグ以外に獲得を検討している国や球団はない。このままの流れで四国アイランドリーグplusの球団に入団することになるだろう。高知新聞の報道通り高知になるのか、それとも統一時代の恩師を頼って徳島になるのかはまだ不明だ。
ひとまず台湾の現地報道を待つことにしよう。昨年は藤川球児が入団して盛り上がったリーグ。今年は台湾のレジェンド打者の存在でさらに盛り上がることになる。どちらにしろ楽しみである。