【急展開】徳島の中島輝士監督が台湾へ。 張泰山を口説くのはお任せあれ!?

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共に過ごした時間こそが最大の武器だ。

日本の独立リーグ挑戦を考えている台湾のレジェンド打者、張泰山は恩師と久々に会うことになった。その人物とは徳島インディゴソックスの監督を務めている中島輝士だ。2人は11年から3年間、統一ライオンズで監督と選手の間柄であり球団を離れた今でも親交は続いている。

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写真:打席に立つ張泰山

中島監督が来週、台湾に行く。直接会って何をするのかは明らかにされていないが、何かしらの話し合いはするとみられる。今回の退団を受けて久々に連絡を取り合ったそうで独立リーグの特徴や環境、待遇などの情報を得ていたという。

先日、高知新聞で高知ファイティングドッグスへの入団を打診しているという記事が出た。その中では以前、チームに台湾人選手が在籍していた縁で球団ではなく、本人から売り込みがあったと書いていた。しかし多くの現地メディアは疑っていた。なぜならまるで去就が決定したかのような内容であり、それまでの情報では一切、具体的な球団名は出ていなかったからだ。

現在の状況はエージェントのおかげもあり契約合意目前だという。よい働きをしているようで満足のいく内容になりそうだ。ただし、その球団が高知なのか他球団なのかはわからない。張泰山は「もし、契約がまとまって日本に行ったら台湾でその活躍をみてほしい。野球の文化は違えど素晴らしいところだ」と話している。

これまで台湾球界で20年を過ごし、本塁打や安打など多くの通算記録を持っているレジェンド打者だ。通算300号本塁打まであと11本に迫っていたが、統一から専任コーチ就任を要請された。つまり引退勧告を受けた形となり、本人も悩んだ結果、退団を決意して今に至る。自主トレや野球教室をしながら吉報を待っている。

いよいよ現実味を帯びてきた張泰山の独立リーグ入り。今回の中島監督の台湾行きで事が一気に進むことを願いたい。球団はどこになるにせよ、昨年の藤川球児と同様に四国アイランドリーグplusは盛り上がること間違いなしだ。

個人的には恩師の元で活躍してほしい思いがあるため、徳島入りしてほしい。正式発表までもう少しの辛抱だ。

出典元:
http://m.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20160116/775995/

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