【韓国プロ野球】小林晋哉と川尻哲郎がハンファの臨時コーチに就任

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今年も日本人の力を借りて戦力アップに挑む。

昨年、6位になり3年ぶりに最下位を脱出した韓国・ハンファイーグルス。現地では「野球の神」と呼ばれるキム・ソングン監督の指揮の元、今季はポストシーズン進出を狙う。キム監督は05年から2年間、千葉ロッテでチームコーディネーターとして選手を指導した経験がある。当時、不振に苦しんでいたイ・スンヨプを復活させた。

ハンファは16日から高知県でキャンプを行っている。毎年、監督の人脈で日本人が臨時コーチとして呼ばれている。今回は小林晋哉(元阪急)と川尻哲郎(元阪神など)が招かれた。

映像・曲:ハンファイーグルスの応援歌
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=qpxvz2RCD9c)

小林は現在、63歳。社会人チーム、神戸製鋼の4番打者として都市対抗初優勝に導いた。78年、阪急にドラフト4位で入団した。外野手として81年から4年間、レギュラーだった。しかし若手との競争に敗れ、その後は代打や守備固めとして出場していた。引退後はコーチやフロント入りをして、裏で球団を支えていた。

韓国とのつながりは11年。SKワイバーンズの打撃コーチに就任した。その時の監督はキム・ソングンだったため、つながりで今回の形となった。現役時代の通算成績は710試合 打率.257 本塁打47 打点196だった。

川尻は現在、47歳で94年にドラフト4位で阪神に入団した。96年には2桁13勝を挙げて低迷するチームを支えた。98年5月26日には中日を相手にノーヒットノーランを達成するなど活躍した。近鉄など3球団に所属し05年に引退。通算成績は227試合 60勝72敗3セーブ 防御率3.65だった。

昨年までは群馬ダイヤモンドペガサスの監督を務めていたが、契約満了に伴い退団した。

ハンファでは小林は外野守備、川尻は投手コーチを務める。昨年のチーム防御率は5.11で一昨年の6.35と比べて改善されてきている。しかし順位は9位だ。シーズン最後の最後までポストシーズン進出争いをしていたが、投手陣が踏ん張れず6位に沈んでいた。2人がどれほどの期間で指導するのかは明らかにされていないが、今年も日本人の力を借りる。

秋季キャンプでは渡辺俊介を招いていた。チームはキム・ソングン監督のおかげもあり、元プロ選手が指導する機会を得ている。キム監督に売り込みをすれば国は違えどコーチになれるかもしれない。

小林、川尻の両名がどのような指導をするのか楽しみだ。2月14日には楽天イーグルスと練習試合を行う予定だ。その日に成果が試される。

出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=421&aid=0001848383

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