【あの人はいま】オーランド・ロマンが中信兄弟へ!? 先発の一角を期待

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古巣でまだまだ動ける姿を見せるか!?

昨年、14年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた東京ヤクルトスワローズ。その裏にはトリプルスリーの山田哲人をはじめ、首位打者の川端慎吾や打点王の畠山和洋ら打撃陣や館山昌平の復活も大きかった。また中継ぎ陣も助っ人選手3人、オーランド・ロマン、ローガン・オンドルセク、トニー・バーネットらの安定感も光った。

リーグ2連覇に挑む今季、守護神のバーネットがレンジャーズに移籍したことで勝利の方程式はどのように再考するのか見ものだ。

そして、もう1人。ロマンが台湾プロ野球に復帰することが濃厚になっている。

映像:ロマンの登場ムービー
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=nHne5tqCbM8)

ヤクルト入団前のロマンは台湾・兄弟エレファンツ(現中信兄弟)に所属していた。主に先発投手として初年度の10年は12勝 142奪三振でタイトルを獲得。翌年も16勝 161奪三振で最多勝と2年連続の最多奪三振に輝き、エース級の活躍をしていた。

日本での投球は多くのファンがご存じの通りだ。中信兄弟はロマンの動向に注目していたものの、何も決まっていないことから獲得に乗り出した。

オーナーの楊培宏氏は次のように話している。

「現在、日本や韓国球界を経験した助っ人を探している。特に長いイニングを投げることができる選手が必要だ。4人まで候補を絞り込んで旧正月(2月6日から14日)前には確定したい。2月下旬から3月初めには正式発表できるだろう」

日本での最初の1年は先発だった。台湾でも193回、203回2/3を投げている。ロマンは今年、38歳になるがこれまでの経験からローテーションの一角を任せることができるとの見方だ。

球速は最速151キロでもスライダー・チェンジアップ・ナックルなど変化球でかわす投球スタイルを変えることもできる。先発、中継ぎとどこでもできる万能型なだけに球団でも重宝されることだろう。

中信兄弟は台湾でトリプルスリーを達成した林智勝をFAで獲得。打撃陣も一新しようとしている。昨年逃した台湾一の栄冠を掴むため、ロマンの力が必要になるのは間違いない。

まだ移籍が確定した訳ではないが、台湾に復帰することになれば投球に注目していきたい。

出典元:
http://sports.ltn.com.tw/news/paper/951317

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