【日台交流戦】Lamigoの先発投手が決定。対戦したい打者に角中勝也や鈴木大地ら

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先発確定。本番まであと2日。

2月13,14日に千葉ロッテと交流戦を行う台湾・Lamigoモンキーズ。決戦地である石垣島には選手達だけではなく、最多24人が在籍する球界最大のチアガール集団「Lamigirls」から6人が来日する。

いよいよLamigo側の先発投手が正式に決定した。以前から報道されていた通り、林樺慶と王躍霖が投げる。

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写真:交流戦で着用するユニフォームを披露する選手達
(出典:Lamigo Monkeys https://www.facebook.com/LamigoMonkeys/?fref=ts)

当ブログでは前日「11日」に決定するという内容を書いたものの、予定より早くなってしまった。台湾はこの試合だけではなく、国際試合の準備がとても早い。プレミア12や今年、開催予定のU-23ワールドカップの出場選手を1番乗り発表している。とても敏感なのだ。

第1戦は最速146キロ右腕の林樺慶。昨年の千葉ロッテとの合同秋季キャンプにも参加し、体力と球威を手に入れた選手。その成果はアジアウインターリーグでNPB選抜相手に6回3安打1失点と数字にも表れている。

彼は2年前の交流戦でも投げており、第3戦に登板していた。すでにロッテの投手陣を一通りみているものの、特に今回は唐川侑己と石川歩の投球を見てみたいという。本人によれば彼らから学べるものがあると言うのだ。それがカーブやシンカーといった変化球なのか、それとも制球なのかわからない。

先発を告げられた林樺慶は次のように話している。

「ウインターリーグの疲れが残っていたものの、旧正月の3連休のおかげで調子がいい。ぜひ、井口資仁や角中勝也、鈴木大地らと対戦したい」

日本人選手から必ず何かを飛躍のヒントを得ようと必死だ。この向上心こそがチームを率いる洪一中監督が彼に期待している理由だろう。

一方の第2戦には王躍霖が先発する。5年間、カブスのマイナーに所属していた経験があり、向こうで仕込まれた動く直球を武器とする。昨年は阪神の入団テストを受験したが、不合格になり現在に至る。実はこの出来事よりも前から日本と縁がある選手なのだ。

13年に行われた日台交流戦で投げていた。第1戦に先発し、4回1/3 5安打 2失点の成績を残した。彼は当時の試合を引き合いに「あの時の試合から随分と時間が流れた。日本の強さは安定している。今の自分の力が打者に通用するか試してみたい」と意気込んでいた。

昨年のドラフトを経て台湾に帰国した王躍霖は初経験となる台湾球団のキャンプだ。長年、アメリカにいたためか練習の長さに驚きを隠せずにいたようだ。同時に練習法が日本と似ていると感じているようで疲れが溜りに溜っている。

そんな状態でも球速に力を入れて調整を行っている。ここまでの最速は144キロ。投げ込みを繰り返すうちに平均球速も140キロに到達しようとしている。当日、どのくらいの速さになるのか楽しみな部分でもある。

特に千葉ロッテの印象深い選手として角中と清田育宏の名前を挙げている。彼らはとても人気なのだろう。またチームの応援にも期待しているという。一昨年は両球団が応援歌を交換し、交流を深めていた。王躍霖はそのことも知っており、まるで国際大会のような感覚だと心を躍らせている。

直接対決まであと2日。どちらに軍配が上がるのか、天気を心配しながらその時を待とう。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/646266

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