【興味津々】昨年13勝左腕のチャ・ウチャン。来季は日本球界進出か!?

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韓国自慢の速球左腕が日本球界へ!?

昨日、石垣島から帰ってきた。現地で撮影した写真や仕入れたネタなどはまだまだあるのだが、ここで少し一休み。整理が終了次第、また書こうと思う。ここでは韓国球界のニュースについて。

昨年のプレミア12にも出場した韓国代表左腕が来年、日本球界に来る可能性がある。彼の名前はチャ・ウチャン。サムソンライオンズに所属している。


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写真:プレミア12準決勝の日本戦で投げるチャ・ウチャン

チャ・ウチャンは現在、28歳。06年にドラフト1位で入団。元々、速球投手で当時から球団内の先発陣が手薄だっただけにローテーション投手に育てようと計画を立てた。最初の3年は中継ぎとして経験を積み、09年には初勝利を挙げた。翌年にはプロ初完封とともに2桁10勝を達成。また勝率.833でリュ・ヒョンジン(現ドジャース)の.800を抜いて最優秀投手のタイトルを獲得した。

その後は調子の浮き沈みが激しく、2桁を挙げる年もあればわずかに3勝という年もあり安定しない日々が続いていた。昨年は13勝、194奪三振を記録した。昨年のプレミア12にも出場し、主に中継ぎとして活躍。準決勝の日本戦では2回2/3を投げて無安打無失点3奪三振と完ぺきに侍ジャパン打線を抑えていた。

彼は今季シーズン終了後にFAを取得する。プロの世界でも速球左腕は数少ないため、その価値はある。同じくプレミア12に出場し、クリーンナップを組んでいたキム・ヒョンス(オリオールズ)やパク・ビョンホ(ツインズ)、イ・デホ(マリナーズ3A)の3人がメジャーに移籍したことで韓国球界では1大ブームとなっている。アメリカはもちろん、日本球界も彼の動向に注目している。

すでにオフに向けてエージェントとの契約準備を進めているという。本人もアメリカよりも日本に興味を持っていることを明かした。メジャーに行けば試合数も多いため、中継ぎ投手となれば登板機会も増える。しかし、彼は日本で先発を希望しているそうだ。

その理由は明かされていないが、一言「日本には自身が適応できる部分がある」と言った。

今季も昨年の成績から先発投手として起用される可能性が高い。しかしサムソンのリュ・ジュンイル監督は「いくら先発がよくても中継ぎがしっかりしていなければ意味がない」と語っている。つまり、中継ぎとしての活躍を求めている。イム・チャンヨンを放出したことでまだ抑えが決まっていない。中継ぎというよりかは抑えとして起用されるのだろうか。

チャ・ウチャンはそれでも先発を望んでいる。本人が希望する道に進むためにはこれからの練習試合やオープン戦で結果を残すしかない。それは来季の去就にも影響してくる。シーズン開幕前にまずは監督へのアピールが始まる。

実力を国内外の球団に見せつける厳しい日々が続く。最低ノルマは2桁10勝と190投球回だ。

出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=055&aid=0000378161

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