【朗報】アジアウインターリーグ継続へ。若手選手がさらに飛躍する

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今年も継続、冬の野球。

昨年、2年ぶりに復活したアジアウインターリーグ。開催地となった台湾ではこれまでの日本や韓国に加えて欧州選抜も呼んで計5チームで行われた。約3週間にかけて行われた短期リーグだったが、岡本和真(巨人)や陽川尚将(阪神)など期待の若手たちが飛躍のきっかけを掴んだことだろう。

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写真:昨年の会場となった台中・インターコンチネンタル球場

今季も引き続き、ウインターリーグの継続を表明。17日、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)会長のリカルド・フラッカリ会長と巨人の久保博社長がCPBLの吳志揚会長を表敬訪問した。それぞれ、昨年のリーグ戦には手ごたえがあったと感謝の気持ちを示した。

CPBLの秘書である朱震康氏によれば「今年は日本に2チームの派遣をお願いしたい。早く日程を決めなければならない。できれば台湾シリーズが終わってからのほうがいいだろう」とのことだ。

その一方でフラッカリ会長は次のように話している。

「昨年参加した欧州選抜については成績こそよくなかったが、選手個人ではかなりの手ごたえがあったようだ。今年はさらに強くなってウインターリーグで台湾に戻ってきたいと言っていた」

欧州選抜は15試合を闘い、わずかに1勝を挙げたのみで11敗3分だった。共に観に行った友人は二遊間の選手がとても動きがいいと推していた。個人の能力は高い選手が多いがいくらファンサービスとはいえ、試合中にサイン会を開催するという日本では考えられないことをしていた。真剣さに欠け、拍子抜けしてしまったことが記憶に新しい。

久保社長もウインターリーグ継続には前向きで「ぜひ、日本からもチームを派遣したい。台湾の政策には協力する」と言っていた。

あとは韓国側がどのような意向を示すのか。2軍とはいえ、彼らも試合出場を飢えているはずだ。彼らと同じように前向きに考えてほしいところだ。

個人的には「アジアウインターリーグ」と名付けるくらいなのだから中国や香港など他国も呼んでほしい。中国の天津ライオンズは毎年、台湾で春季キャンプを行っている。また香港は12月に国内の野球連盟主催の国際大会も開催しているため、情報はなかなか来ないが野球はやっているのだ。

もし、参加が実現してもレベル差を見せつけられることになるのは目に見えている。それでも強者との試合は必ず、後の発展に繋がる。後は渡航費など細かな問題があるが何とかやりくりをしてほしい。

これも吳志揚会長の積極的な行動のおかげでもある。自身が言うのも難ではあるが、今後も日台は協力していこうではないか。冬でも野球を観ることができるのはあなたのおかげだ。この場を借りて感謝したい。

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出典元:
http://sports.ettoday.net/news/649617

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