早くもやってしまったドミニカの怪人。
今年のプロ野球は開幕前から騒動続きだ。千葉ロッテのヤマイコ・ナバーロが逮捕された。今回は実弾所持の疑いだそうで本人は認めているとのこと。だが、カバンに入っていたのを知らなかったというのだ。野球をしに来ているのにも関わらず、逮捕されるというのは遺憾なことだ。この2文字が後ろにまとわりつくことで日本ではそのようなレッテルを貼られることになる。試合では2試合連続弾と活躍していただけに悔やまれる。
映像:場外弾を放つナバーロ
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=gSdYs0KHG-g)
彼が昨年までいた韓国でもこのニュースは報道されている。14時現在で出ているものを簡単に紹介したい。
・ニュース1
「ナバーロはシーズン前から問題を引き起こした。2試合連続本塁打と活躍した直後の逮捕劇だった。実弾所持はドミニカでは合法だが、日本では違反になる」
・エックススポーツニュース
「実弾所持で逮捕されたナバーロの開幕戦出場は極めて厳しくなった。球団からの罰は避けられなくなったし、ファンの期待を裏切ってしまった。10年に中日にいたネルソンも同容疑で逮捕されたことがある」
・マイデイリー
「去年までサムソンにいたナバーロが日本球界に衝撃を与えている。実弾所持で逮捕されたのだ。このことで自身の去就も不透明になってしまった」
・聯合ニュース
「ナバーロは実弾を持ったまま飛行機に乗ろうとしたが捕まった。昨年はサムソンで48本塁打と活躍したが、再契約交渉が上手く進まずに退団していた。誠実さをもつという条件に合意しなかったため、代わりにアーロム・バルディリスを獲得している」
・中部日報
「一体、逮捕されたナバーロとは何者なのか。彼は母国のドミニカの家で持ち出していた実弾を日本に持ち込んでいた。本人はこのことを知らなかったようだが、さっそく日本でも問題を引き起こしている」
韓国では以前からナバーロの素行を心配していた。試合前練習では平気で遅刻をするし、プレーでは全力疾走を怠ったり、併殺をとれる場面でもすぐに送球しなかったりと最悪だ。打撃成績は48本塁打と大活躍だったが、困ったものである。
中日でもネルソンの件もあり、これで2度目となるドミニカ人選手の逮捕となった。クビにはならないとは思うが規則に厳しい伊東監督や球団関係者はどのような処分を下すのか注目される。今後は全球団で新助っ人向けの講習を行えばよいのではないか。日本人ルーキーにはNPB主導の講習があるが、外国人選手には何もない。
韓国のロッテジャイアンツに所属したライアン・サドスキーは昨年、新入団の選手を対象にリーグの特徴や食文化などを学ぶセミナーを開いた。彼は選手として10年から3年間在籍していた。退団してからも人気があり、直々に球団から要請されての実施だったという。セミナーを受講した選手達の成績がよくなったかは別として事前にこうしたものがあると安心してプレーすることができる。日本球界も韓国から見習うべきところがあるのだ。
開幕前に弁護士を呼んで助っ人が法律の違いを学ぶ機会があれば今回の事態を防ぐことができるだろう。
出典元:
http://news1.kr/articles/?2580196
http://www.xportsnews.com/jsports/?ac=article_view&entry_id=695151&_REFERER=http%3A%2F%2Fnews.naver.com%2Fmain%2Fsearch%2Fsearch.nhn%3Fquery%3D%25B3%25AA%25B9%25D9%25B7%25CE%26ie%3DMS949%26x%3D19%26y%3D9
http://www.mydaily.co.kr/new_yk/html/read.php?newsid=201602220656112219&ext=na
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2016/02/22/0200000000AKR20160222021100007.HTML?input=1195m
http://www.joongboo.com/?mod=news&act=articleView&idxno=1048711