【日台交流】巨人が11月に台湾とOB戦

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裏で進む、明るい話題づくり。

先日の高木京介(巨人)の野球賭博が発覚してからというもの、元凶と言うべき笠原将生が久々に表舞台に出てきた。今度は円陣で声掛けをした選手にお金が入るといったまるでチーム全体に賭け事が蔓延しているかのような証言がされた。現時点でそれを信じてしまうのはまだ早い。 球団がNPBにウソを流すなと申し出ているから真実はまだまだ闇に埋もれているのだ。

 その裏で巨人OBは台湾球界OBと試合をしようとしている。

映像:00年に行われた巨人対阪神のOB戦
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=P2wBWFsAZmM) 

 今年からチームに3軍が新設されたことにより、BCリーグや台湾で交流戦を行う。過去に育成などで台湾人選手が在籍した縁もあるのだろう。シーズン終了後の11月20日にはOB陣がに現地に渡り、試合が開催される。

 今のところ、暫定的な場所は台中だ。球場の広さで考えるなら国際試合が開催されるインターコンチネンタル球場だが、巨人は68年にキャンプをしたことがある。当時の台中球場は今でも残っている。

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写真:町中に存在している台中球場

自身がこの球場を訪れたのは14年の21Uワールカップの時だ。アニメ・巨人の星でも登場していた場所であり、ほぼ様子は変わっていなかった。OB戦をするのなら最適な場所なのではないか。

現在のところ、王貞治の参加が確定している。また、原辰徳や松井秀喜など名だたる選手たちも参加可能だという。一方の台湾は45歳から60歳までのOB陣が登場する。 

巨人の球団社長、久保博氏が読売新聞のスポーツ事業部に所属していた頃から台湾棒球協会とは親密な関係だったようだ。以前から日台で交流戦がしたいと希望していた。今回はプレミア12期間中から話し合いの場がもたれていた。
 

台湾棒球協会秘書長の林宗成氏は「久保さんと我々との付き合いは10年になる。以前から交流戦をしようという話はあった。今回の試合を通じて両国の野球はより親密なものになるだろう」と歓迎している。

3月21日に柴田勲が台湾で記者会見を行う予定だ。そこで第1次出場選手の発表される。交流は大歓迎だが、当日までに賭博問題を引きずることなくさわやかにできたらと思う。

日本メディアにはぜひこの試合を宣伝してほしい。小さいが球界にとって明るい話題だ。

出典元
http://sports.ettoday.net/news/662576

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