【問題続出】韓国・KTウィズのオ・ジョンボクが飲酒運転。KBOが処分

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隣国でも明らかになる選手の不祥事。

日本では巨人の賭博問題が再燃し、開幕直前の球界を揺るがしている。お隣の韓国でも同様に選手が問題を起こし、衝撃を与えているのだ。該当選手の名はオ・ジョンボク(KT)。13日に飲酒運転をして韓国野球委員会(KBO)から15試合の出場停止と制裁金300万ウォン、少年野球ボランティア120時間が命じられた。

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写真:2015年9月11日に行われたLGツインズ戦でスタメンに名を連ねたオ・ジョンボク

彼は09年にサムソンライオンズに入団。強肩と選球眼の良さを武器とする右打ちの外野手だ。途中、兵役で警察のチームに所属したこともある。除隊後はNCダイノスに、15年6月はKTウィズに移籍した。昨年の成績は66試合に出場し、打率.259  本塁打5 打点29だった。

13日夜に知人とお酒を飲み、そのまま自宅まで運転をしたという。アルコール濃度を調べると免許取り消しにあたる0.103%だったそうだ。これを受けてKBOはただちに処分を決定した。規約の「リーグ品位損傷行為」に触れるのだという。 本来ならば出場停止は10試合で済むようだが、基準より5試合多い形となった。

近年、選手による 同事件が続いている。チョン・チャンホン(LG)は3ヶ月の出場停止、13年にネクセンにいたキム・ミンウ(現KIA)は無免許で飲酒事故を起こし、球団から制裁を受けた。また、14年にサムソンに所属していたチョン・ヒョンシクは退団処分になった。これらの事件が続いたことでKBO側は処分を刑罰を重くすることを決めたという。

今回、問題を起こしたオ・ジョンボクは記者会見を開いて謝罪した。

「シーズン開幕前にこのような 軽率な行動をとってしまい、申し訳ない。野球選手である前に一社会人である自覚を持つべきだった」

韓国では選手が問題を起こすとほとんどの場合、慈善活動が命じられる。 日本は謹慎と罰金が主になるが、これは興味深い。事が大きければ球界追放もありうる。

日韓両国とも昨年の賭博問題から暗い話題が続く。たった1人の選手の行動が球界のイメージダウンにつながることはどこの国も同じだ。今年はファンの信頼回復を目標にすべきだろう。

 

出典元
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=241&aid=0002539474

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