豪華メンバーが登場。
巨人の賭博問題はチームをはじめ、他球団の金銭授受の影響で影がうすくなってしまった。開幕まで残り3日を迎え、あまり進展のないまま日が経ってしまった。
その一方でOB陣は明るい話題をつくろうと躍起になっている。11月20日に台湾OB陣と試合を行うことになっている。21日に記者会見が行われ、出場する選手が発表された。
映像:21日に行われた日台OB戦の記者会見の様子
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=_meDrRsAd64)
今回発表された各チームの選手は以下の通り。
巨人OB
台湾OB
□首脳陣
監督:林華韋
投手コーチ:高英傑
打擊コーチ:趙士強
內野コーチ:楊清瓏
外野コーチ:楊賢銘
□選手
対戦する台湾OBはプロ出身者だけではなく、五輪に出場した選手など国を代表する名プレーヤーが揃った。日本球界経験者は高英傑(元南海)をはじめ、郭泰源(元西武)や郭源治(元中日)、呂明賜(元巨人)などこちらとしても胸を熱くさせる選手ばかりだ。彼らの紹介は本番直前に当ブログでしようと思う。自身が現地に行く可能性もある。
巨人のメンバーを見てほしい。外野手が1人足りない。柴田が1番・中堅手で出場すれば問題ないのかもしれないが、フルイニング出るのは難しい。今回の話が発表された当初、松井秀喜の名前があった。しかし、現在はヤンキースのコーチ兼フロントとして活動しているため、参加できるかは微妙なところだ。今のところ本人は辞退表明はないため、望みはある。
記者会見では巨人を代表して柴田や中畑らが登場した。台湾でも「中畑節」は健在でこのOB戦に参加するために横浜DeNAの監督をやめたとジョークを飛ばしていた。現場を離れても今でも楽しそうである。出場者の名前が紹介されると大きな拍手が贈られた。
まだすべての選手が決まった訳ではない。10月に改めて最終メンバーが発表される。現地のファンからはぜひ、松井が見たいという声が挙がっている。1月に行われた日本のOB戦では参加できなかったが、次こそはと思っていることだろう。
ちなみに台湾の先発は郭泰源に決まった。呂明賜とのバッテリーや郭源治との継投など夢のような起用法も実現するかもしれない。これもOB戦ならでは、ぜひファンを楽しませてほしい。
台湾の書店では「ベースボールマガジン」をはじめ、日本で発行された本が数多く販売されている。 日本野球が好きな現地のオールドファンは今回出場する全員の名前を知っていることだろう。自身の友人も大興奮して「絶対に行く」と言っていたほどだ。
球団としては賭博問題の悪いイメージを払しょくして当日を迎えてほしい。現場とOB陣の活動は別物かもしれないが、このチームの看板を背負って出場するのだから上の人たちも彼らのために問題解決に向けて動いてほしい。
出典元:
http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20160321/821124/