【恐怖】韓国球界を圧迫する代理人制度の存在

NO IMAGE

韓国に新時代到来か!?

隣国の韓国は4月1日のシーズン開幕を間近に控え、オープン戦も終わりに近づいている。イ・スンヨプ(サムソン)やイ・ボムホ(KIA)など日本球界を経験した選手達も勝負の年だ。

選手の年俸も年々と上がっている中で球界では新たな取り決めがされようとしている。それは代理人制度を確立することだ。

image

代理人といえば選手のメジャー移籍や契約更改を円滑に進めるために欠かせない存在として重宝されている。

韓国では数年前から政府が韓国野球委員会(KBO)に対してエージェント制度を導入すべきだと言ってきた。しかし、リーグと球団側としては彼らが球界の市場や財政勘定に介入することに拒否反応を示してきた。それでも導入すれば働き口の創造にもなることもあって受け入れなければならない。

現行では弁護士を代理人として立てることになっている。上層部は困惑していても選手自身は年俸にも関わるため歓迎する声もあるのだ。

リーグが嫌悪感を示すのには仲介手数料などを支払う義務が発生するのをはじめ、選手自身ではなく、別人と交渉ことになるのが理由に挙げられる。

たとえ、高額年俸選手だけの話とはいえ、制度が施行されれば代理人が数多く登場してリーグ財政を圧迫するのだ。すでに政府はしびれを切らしており「あと1年で制度を変えてなんとかしろ」と言ってきているという。

プロスポーツとはいえ、決して巨大な市場とは言えない韓国プロ野球。政府とエージェントのダブルパンチを喰らっているため、開幕前からKO寸前の状態が続いている。果たして、無事にシーズンを迎えることができるのだろうか。

出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=076&aid=0002910529

アジア野球カテゴリの最新記事