日本のレジェンドを超えた。
アジア新記録の誕生だ。台湾・中信兄弟に所属する林智勝が4日の 統一ライオンズ戦において新記録となる70試合連続出塁を達成した。試合前までイチローが94年に記録した「69」に並んでおり、迎えた第1打席でいきなり本塁打を放ったのだ。
写真:新記録を本塁打で飾った林智勝
(出典:林智勝 Ngayaw Ake 粉絲團 https://www.facebook.com/NgayawAke/?fref=ts )
昨年はLamigoモンキーズの一員として球界初のトリプルスリーを達成。また、プレミア12では大会で本塁打王に輝いたことでその実力は世界的に実証済みだ。先日の侍ジャパン強化試合では不本意に終わったものの、シーズンが始まってから大活躍している。古巣との対戦となった開幕戦では2本塁打を放ち、MVPを獲得した。それから約2週間が経過しているものの、試合前の打率が.581と単独トップなのだ。
今回の連続出塁の記録は15年6月20日から始まり、昨季終了時点で数字は「60」だった。この数字はチームメイトであり、球界のシーズン三塁打記録をもつ張正偉の記録を抜いていた。そして去る3月24日には韓国プロ野球の記録をも塗り替える「63」とした。
これまでの70試合のうち8試合は四球での出塁だったものの、ほかの試合では少なからず1本は安打を打っていたことになる。最近は「打高投低」が続いている球界とはいえ、記録をつくるのは至難の業だ。本人は「個人的は毎試合出塁している感覚はない」と謙遜ぎみ。
現在も試合は続いている。次に狙うはメジャーリーグ。4割打者のレッド・ウィリアムズが49年に記録した「84」だ。このままいくと勢いで達成できそうな雰囲気がある。林智勝のシーズンはまだまだ始まったばかりだ。
出典元:
http://sports.ettoday.net/news/674424