助っ人の役割をしっかり果たす。
昨年までオリックスに所属していたイタリア出身投手のマエストリ。彼は今、韓国・ハンファイーグルスに所属している。
元々、群馬ダイヤモンドペガサスでプレーすることが決まっていたが急なオファーにより1試合も登板しないまま退団して現在に至る。
写真:イタリア代表の一員として投げるマエストリ
3月中旬に入団が発表されたわずか2日後にはオープン戦に登場した。そのときは2回6失点と散々な結果だったが、チームを率いるキム・ソングン監督は投球を高評価をしていた。
4月1日に韓国プロ野球のシーズンが開幕。去る5日は初登板を果たしたものの、5回途中までで5失点と結果を残せず悶々とした日々を過ごしていた。巻き返しを狙い4月10日、エリック・テイムズを擁するNCダイノスを相手に2度目のマウンドに立った。
先発として6イニングを投げ、被安打2 四死球3 奪三振5 失点1の成績で勝利投手となった。今回は自身だけの記録だけではなく、チームの連敗を「4」で止める価値あるものとなった。
この日の最速は148キロ。また、カーブやフォークを駆使して初めて対戦する打者達を次々と打ち取った。特に直球とカーブの37キロ差ある緩急で、昨年までサムソンライオンズで5番を打っていたパク・ソクミンも三振に抑えたという。
初勝利とクオリティースタートを同時に記録した助っ人の活躍にチームもファンも大喜び。いきなり「救世主だ!」と騒がれているようだ。
こうして日本球界を去っても新天地で奮闘する選手は数多くいる。今後もマエストリの様子を追っていく予定だ。
出典元:
http://m.sports.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=109&aid=0003296198