【秘密兵器】愛媛マンダリンパイレーツ入団の陽建福。4月12日に来日

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やってくる秘密兵器。

今年の四国アイランドリーグplusにはひっそりと台湾旋風が巻き起こっている。それは徳島インディゴソックスに入団した張泰山の存在が大きい。これまでの20年間に及ぶプロ生活の中で本塁打や打点など数多くの野手通算記録を持っているのだ。今では徳島県内で彼の名を知らない人はいないだろう。

その一方で愛媛マンダリンパイレーツにも台湾人選手が入団する。陽建福という投手でプロ13年で80勝を挙げた先発右腕だ。

 

映像:07年のアジア選手権で日本を相手に投げる陽建福
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=8K9YDhdxEBs)

彼が12日に来日する。すでに3月上旬には台湾メディアが入団を報じているが、なぜか愛媛からの正式発表はない。メディカルチェックが長引いていたのだろうか。

陽建福は昨年まで義大ライノスに所属していたが、16試合の出場で勝ち星を挙げることができずに戦力外通告を受けた。1度は社会人チームへの入団が決まっていたものの、いつの間にか退団していた。その後はアジア野球連盟会長の人脈を活用し今回の愛媛入りとなったようだ。

彼は最速151キロの直球とスライダーやカーブ、チェンジアップなど多彩な球種で 相手を変幻自在に打ち取ることを得意としている。台湾人選手にはよくあだ名がつけられることが多く、陽建福は「スライダー王子」と呼ばれている。

以前から日本行きを熱望していたようで11年には中日の春季キャンプに自費参加を望んだり、 日本ハムやヤクルトなど入団テストを受けようとしていたことがある。しかし。それらはすべて中止になった。それから5年後、別の形で日本球界入りを実現させた。

義大の前身、興農ブルズ時代には高津臣吾や正田樹とともにリーグ優勝に貢献している。ちなみに正田とは久々にチームメイトとなる。台湾のファンは陽建福と張泰山の対決を望んでいる。すでに一部の企業は観戦ツアーを計画し、参加者を募集している。日本プロ野球と同様に独立リーグもその熱気は負けていない。

自身は台湾人記者の友人からある裏情報を教えてもらったが、まだ公表はしない。まずは愛媛が正式に陽建福の入団が発表してからでなければ事が始まらないのだ。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/678626

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