【節目】今季限りで引退する陳金鋒。台湾球界通算700試合出場

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一つの区切りに到達。

当ブログで推している台湾の選手がいる。それは現地では初のメジャーリーガーとなった陳金鋒(Lamigo)だ。

彼は今年1月、テレビ番組を通じて今季限りでの引退を表明した。アメリカから帰国した06年から約10年間、チームを牽引してきたが自身の出場機会の減少と衰えを機に決意した。

そんな陳金鋒。昨日20日に行われた義大ライノス戦で台湾プロ野球通算700試合出場を達成した。

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写真:3月の侍ジャパン強化試合に登場した陳金鋒

台湾球界11年目で到達した1つの節目だ。日本では「1000」や「1500」といった区切りがよい数字を祝うが、現地では細かい。「700」や「1400」といった不思議なところで大々的に取り上げられる。特に安打数に関しては100安打ずつと言っても過言ではない。

09年までは100試合以上出場していたが、だんだんとその機会も減少していった。13年以降は50試合にも満たなくなったのだ。また、自慢の長打力も影を潜め、本塁打も2年ほど打ってはいない。

昨年、自身は本人と対面する機会があり話を聞くと「まだまだ俺はやれる」と言っていた。だが、Lamigoファンの友人によるとやれてもあと1,2年と分析していた。

そんな中で迎えた16年。近年にはなかった活発さが戻ってきた。オープン戦では打率5割、開幕戦では初打席で本塁打とかなり調子がよかった。1ヶ月が経った今の成績は打率.231 本塁打1 打点5だ。

休養を挟みながらの出場ため、僅かに15試合しか出ていない。ラストシーズンだけあってケガはしたくないだろう。現在、最下位に沈むチームにとって彼が往年の力を発揮すれば上昇のきっかけを作ることができる。

ひとまず、今回の700試合出場を祝いたい。しかしこれで満足してはいけない。ペナント終了後には最低でも打率. 250 本塁打5 打点50を記録してほしい。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/684317

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